2006年6月22日

いくつかのメモ。

火曜日。
夜、日建にお邪魔して、「新建築・ランドスケープ連載」会議。遅い時間にしていただいたにも関わらず、その前の仕事の会議が長引いてしまい、1時間以上遅刻した。

いろんな話が出たが、なんか、「建築雑誌にランドスケープのタイトルで書く」という気構えのもとにいると、なんとなく自分たちが「ランドスケープ代表」として「いいこと」を言わないといけないような気持ちになってしまい、実に政治的に正しい発言をやたらとしてしまった。。。

編集長に、今月号に掲載されたプロジェクトの「批評」記事の執筆のオファーを頂いた(即座にお断り申し上げた。。)。ともかく、「赤字」を解消してゆかないと、俺の人生スケジュールは破綻するこのままでは。

会議後、居酒屋へお誘い頂き、メジャーな建築メディアの、いろいろと面白いお話を伺える予感もしたのだが、現在、自宅では水疱瘡に罹患した乳幼児が2人も寝ているために、失礼して帰宅。


木曜日。
締め切りから35日遅れで原稿をひとつ提出。
遅れた割には、ううむ。「冴えた知的なテキストがすらすら書ける飲み薬」がほしい。
(原稿が表に出たら、『フォロー』をこっちに掲示することにしよう)


スケッチ・オブ・ザ・デイ:「けやきひろば」再考

御意。
そうなんだよな。僕も、あれはちょっとどうかと思うところもあるが(なんか、コンペ時、W御大はケヤキをして、ローカストか何かみたいな明るい木陰の樹木をイメージしてたんじゃないかと邪推したり)、生き物を扱う作法に悖る、なんぞという、聞いたような風なことを若い奴が言うのを聞くと、黙れ、てめーが言うことじゃねえ、と思ってしまう。またそれで、描けない奴に限ってそういうことを言うしな。

とはいえ、将来のいつか、ケヤキを「交換」する、樹木の世代交代のときが、あの広場(と名付けられた施設)の「第2の試練」になるだろうなあ。と思う。たしかに「使う人に開かれた」空間の作り方ではあるけれども、「多目的という厳格なプログラム」になっちゃっていないかどうか、は微妙なところかもしれない。クリスマスの飾り付けなんか、けっこう苦労してる様子だったし。植栽の更新や部材の取り換えが「アナスチローシス」を召喚するような事態にならないといいけど(←頭の中が完全に「セヴェラルネス」化している昨今)。


■追記。

作品メモランダム - セヴェラルネス

中谷さんのblogで紹介されていた書評。
これはまた冴えた書評。いい文章だなあ。
みんな読んで、買いたくなるといいなあ。
と思ってサイトを辿っていったら、おお、「心脳問題」の著者のお一人じゃないか。
チェックが遅い>自分

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