2009年1月 5日

横浜中華街の街区が周囲から振れていることで輪郭をなしている件

去年、暮れも押し迫った12月27日(日曜日)。レーニン中谷氏らと、横浜の関内元町中華街付近を散探索した。

中谷さんも僕もそれぞれ、学生に声をかけてみたのだが、さすがに時期が災いしてか、早稲田からも関東学院からも、参加者はゼロで、開港記念広場に集合したのは中谷夫妻と石川親子(僕と、長男6歳)のみというエッセンシャルなメンツなのだった。しかし、お陰でじつに効率の良い街歩きだった。話は通じるしポイント押さえるのに迷いがないし開港資料館での資料収集も速くて無駄がないし。

それにしてもしかし、都市に向かう視点として、「先行形態論的」「環境ノイズエレメント的」「東京の自然史的」は文字通り「三種の神器」だなという思いをあらたにした。それらの「実践編」として、元町・中華街周辺はじつに、とても良い教材だった。やっぱり来ればよかったのに。お前ら。

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コメント

あけましておめでとうございます。
中華街ではお世話になりました。そのあと2日から本日までアンコール遺跡周辺の広域配置を実際に検討しにいってきましたが、石川さんも時間がくれば来るべきです。古代人はやはり恐るべき人間だと思いました。
自然のカオスから国家をというかたちを作るときに、幾何学等が必要にならないはずはなく、それゆえ彼らの感覚知覚が「宇宙人」的になるのですが、当時の都市計画かに任ぜられたら我々もせざるを得ないでしょう。
この自然八訂的な集落のかたちがいいとかそういうものとは別次元であることをよく理解しました。とはいえ一番興味持ったのは瀝青会的に「民家」でした。
長くなるのでこの辺で。N先生もぜひ来てくださいとのことでした。

あけましておめでとうございます。
中華街ではお世話になりました。そのあと2日から本日までアンコール遺跡周辺の広域配置を実際に検討しにいってきましたが、石川さんも時間がとれれば来るべき。
自然のカオスから国家をというかたちを作るときに、幾何学等が必要にならないはずはなく、それゆえ彼らの感覚知覚が「宇宙人」的になるのですが、当時の都市計画家に任ぜられたら我々もそうせざるを得ないでしょう。
「この自然発生的な集落のかたちがいい」とかそういうものとは別次元であることをよく理解しました。とはいえ一番興味持ったのは瀝青会的に「民家」でした。
長くなるのでこの辺で。N先生もぜひ来てくださいとのことでした。

来年度のテーマ&フィールド、けってーい!・・・か?

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