2008年3月 4日

さようなら北口交番2

いよいよ、残りの壁の最後の日になりそうな朝。

記録のため。

ロータリー越しの眺め。

近くに寄ると、遠景よりも小さく感じる、この「スケール違和感」は取り壊し中も同じだ。

こうして見るとたしかに、もったいねえなあ。
単純な形だから、このまんま引っこ抜いて公園にでも据えてプレイロットにするとか、新しい駅前広場にぽつんと残して、いっそ横倒しにして中に土を詰めて、でっかいプランターにするとかね。

日本中の「駅前」のほとんどがそうだろうが、調布駅前も僕が記憶する限りずっと「工事中」で「仮設」だった。FRPのプランターを置いてタクシープールを「成形」したりして。「完成形」はつねに、市役所のパンフレットの絵にしか存在しなかった。

そういえば思い出したのだが、この交番ほど話題にならなかったが、かつて、駅の反対側、南口には象設計集団がデザインした「くすのきサロン」という可愛いポケットパークがあった。それが撤去されたときのほうが僕にはショックだったな。

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コメント

ぼくは逆に、交番が裏の壁だけになった状態で近づいて見上げると、やけに大きく感じられて意外でした。
あの象の広場の短命さは、かなりショックでした。え!?もうなくしちゃうの?という感じで。

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