2008年1月18日

手を横に。アラ危ない。頭を下げれば大丈夫。

忘れないうちにメモ。

1月8日(火曜日)。
ナカツ不良講師先生に命じられて、関東学院で建築学科の1年全員を前に講義。持っていったラップトップと講義室のプロジェクターとの接続がうまく行かず、30分くらい四苦八苦してしまった。でもその間、学生たちはちゃんといい子で待っていてくれた。そのかわり、講義後に提出してもらった短文レポートに「すいません寝てました」と書いた奴がいた。。。少なくとも反省している点は許す。

1月12日(土曜日)。
上智大学で、上智の比較文化研究所主催の、「巨大都市東京を描き直す」と題したプチ国際会議に出席し、あろうことか英語でプレゼンテーション(10分間)。
・陣内先生がおられた。最初に陣内先生がスピーチをされると、それだけでその場が急に「オフィシャルな東京の研究会議」という感じがするようになる。ということがわかった。
・森川さんの秋葉原のプレゼンを初めて直接見た。すげーかった。
・これは実は、中谷レーニン先生の差し金なのであった。
・しかし、会場には田島さん太田さん佐々木葉さんもいらっしゃって、東京キャナルかと思った。

1月17日(木曜日)。
「デザスタ2」の最終講評会に、ゲストクリティークとして、ゼロスタジオの松川さんをお呼びした。講評会を始める前に、松川さんに、最近の仕事などを中心に、プレゼンテーションしてもらった。

・・・すごいものを見た。

コンピュータを介する、というと、僕なんかつい、単に物事をデジタルに置き換えるみたいなことを想像しがちなのだが、それは僕のパソコン1.0な思い込みであって、アルゴリズム的なアプローチというのは、いささか気障な言いかたをするなら、世界の複雑さや多様さを多様なままに受け取ろうとする誠実な態度なのだ、と思った。話を聞きながら、ずーっと、「豊饒なツリー」の最小ピクセルのモノの可能性を「いくつか」しかないと逆説的に論じたアレを思い浮かべていた。とても似ている。というか、きっと同じことを違う表現で述べているんだと思う。エッセンシャルに記述された、エレガントなアルゴリズムはセヴェラルネスにほかならない。

演習のありかたに対しても有用なアドバイスをもらったし、非常に楽しい、エキサイティングな講評会であった。松川さんありがとう。

追記:
松川さんのプレゼンテーションにあった、松川さん設計の美容院に関する記事。

・東北大の本江先生による見学記:
http://www.motoelab.com/blog/20051230161304.html

・佐藤師匠によるインタビュー記事:
http://www5c.biglobe.ne.jp/~fullchin/iru/sho/01/01.htm
松川さんのプレゼンを見たデザスタ2履修生は読むべし。それにしても佐藤師匠のインタビュー術は天才的だ。

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コメント

>ナカツ不良講師先生に命じられて

『すがられて』の誤植ですね(笑)
またお願いしまーす!
私も『石川教』に入信してヨカですか(?)

こんにちは。松川さんの作品が見たくなりましたが、本江先生のリンクの写真が何かみれなくて超残念。またみてみます。

こちらこそ貴重な機会を与えて下さいましてありがとうございます。大変勉強になりました。
>中谷さん
初めまして。19日(土)に藤村龍至さんなどが中心となってやっていたイベントLRAJで同様の発表をしてきたのですが、遅いですね・・・。またどこかで発表する機会があればご連絡いたしますので、お時間ありましたら是非いろいろご意見いただければうれしいです。

ちなみに当日感じたことを下記に簡単に書きました。
http://www.000studio.com/main/memorandum.php?id=13787

松川さん
はじめまして。拝見しました。
関学も面白いことやってますね。
学生のうちに獲得すべきことを知識ではなく具体的操作として体得させてくれる先生が何者にも代えられない得難い人材なのだと思いました。
写真ほしいですね。

記録を授業で活用していだだきありがとうございます。松川さんに直に案内してだだけた贅沢。建築ではないのですが、(建築が足を引っ張っていた) 建築として活用出来る場を何と伝えればよいのでしょうか。新しい概念なので、言葉を発明し共有できるようにしたいが、いまだに言葉が見つけられません。現地にはそういう緊張感が満ちていました

今回のように紹介いだけることは滅多にないので、
この場をかりさせていだだきお願い

建築関係者に限らず取材に出向きますので、
ご一報いだだければ幸いです。よろしくお願いいたします

なぜそのタイトル?と、考えて分かるまでに数分を要しました。アルゴリズムつながりなんですね。
私もコンピュータ1.0であることは明らかなので、そういうお話、なんだかちょっと憧れます。お話聞いてみたい。

考えてみれば、
「世界の複雑さや多様さを多様なままに受け取ろうとする誠実な態度」というのは、設計の話だけじゃなくて、ラとかDEとか団地な皆さんのモノを見る態度にもつながるのかも知れないですね。

こんどの10+1に掲載する駄文(連載の最終章)で、「アルゴリズム都市・平城京跡地」書きました。

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