それは素晴らしい初冬の週末の記
土曜日。
子供らを預けている保育園の「お楽しみ会」の本番当日だったのだが、長男が風邪に倒れ、娘(3歳)だけの参加となった。妻は息子を小児科へ連れてゆき、僕は娘と二人で保育園へ向かい、一部始終をビデオカメラに収めた。
日曜日。
息子はそのまま終日ダウン。娘は妻と一緒に買い物に出かけ、僕は自宅に篭っていろいろと(週末用の)仕事を片付けた。何度か、近所の子供たちが息子を遊びに誘いに玄関のベルを鳴らし、そのたびに僕が出て行って、ごめんね、風邪で寝てるんだよ、と言う。どういうわけか、息子に遊ぼうと声をかけに来てくれるご近所のお友達は皆、息子よりもちょっと年上の女の子である。そのうちのひとりはイギリス人とのハーフで、すらりと背が高くて、すでにモデルみたいな顔をしている。こんな境遇が稀有だという自覚はこれっぽっちも持っていないだろうが、こんなの、今のうちだぞきっと。息子よ。
やっつけた仕事は、ある企画のお手伝いのための準備と、送られてきた校正の赤入れと、図版の作成と送付。今回はいささか疲れる相手だった。
ここ数年、いろんな媒体から取材の依頼や原稿の執筆依頼を頂く機会があるが、担当の編集者によって仕事のノリがぜんぜん違う。いや、僕はべつに文章を書くことを生業にしているわけではないし、寄稿の依頼なんて声がかかるのは有難いことだし、なのに最近は締め切りを守れないこともしばしばあるし、決して偉そうなことを言えた立場ではない。でも、優れた編集者(と言わせてもらうが)と仕事をするのはとても楽しい。依頼が丁寧で巧妙で、こちらの持ちネタに興味を示し、打ち合わせがエキサイティングで、しかしスケジュール管理は厳しくて、でも原稿はよく読んでくれていて、こちらを励まし持ち上げつつ、気づかなかったような提案をくれたり、ひざを打つような校正が来たりする。以前、ある編集者が、「編集の仕事って、面白いことをしてる人のことを、別な面白い人に伝えることなんですよ」と言っていたことがあったが、まさに「伝達広報のスキルを持った、物事を面白がる能力」というのがエディターの資質であると思う(まあ、実はつまらない仕事がほとんどで、面白い物件なんてたまにしかない、というのが多くの実情かもしれないが、それはそれとして。「仕事」なんてそういうもんだ)。そして、少なくとも僕の知る編集者はみんな、そういう資質を持っている。よく、本のあとがきに、担当編集者への謝辞が記され、「○○さんのサポートと叱咤激励がなければこの本が世に出ることはなかった」などと書いてあったりするが、あれは本当である。エディターってすごい。
■追記訂正お詫び:
以下、ここに、ある雑誌からの依頼原稿の原稿料が払われていないが、どうなってるんだ、という趣旨の文句を雑誌名指しで書いたのですが、これは僕の粗忽と思い込みと誤解で、一ヶ月以上も前に振り込みされていたことを、当雑誌からのご指摘で気がつきました。関係者様にはご迷惑をおかけしました。慎んでお詫び申し上げます。
頂いた指摘は、簡潔で丁寧なメールであった。やれやれ。別な友人からも、おまえが思ってる以上にみんな読んでるんだから気を遣え、というメールをもらってしまった。。いやはや、気をつけよう。


コメント
>たまーに例外的にダメなのに会うと、
>がっくりしちゃうのだ。
身につまされます・・・(汗)
と、反省しつつ。
そっかー、まずは「原稿料、払えません」と
最初に言うことにしよーっと(違)
【時間的考察】本職<設計業<編集業
【収入的考察】本職>設計業>編集業
Posted by 不良講師 at 2007年12月17日 10:37
その「本業」は何ですか。「人の手配」?
Posted by 石川初 at 2007年12月17日 12:15
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