2007年11月21日

『10+1』(テン・プラス・ワン)を惜しむ。

締め切りに遅れに遅れまくった原稿がひとまず終了。

文章を書く能力がどうのこうの言う前に(それはそれで大きな問題ではあるのだが)、そもそも僕は雑誌に連載してまで誰かに何かを訴えるような問題意識を持って生きているわけではないため、何かを「論」じないと格好がつかないようなテキストを、1万字以上も書かねばならないというのはほんとに骨が折れる。4,000字まで書いたあたりで、最初に何を書いていたのか忘れ始める。メモリが少なすぎるんだろうきっと。

まあしかし、この雑誌にはとてもお世話になっているので、この雑誌から頂いた依頼は断れないことに(僕の中で)なっているのである。

ちなみに、雑誌はINAX出版の『10+1』(テン・プラス・ワン)。
『10+1』(テン・プラス・ワン)にはこれまでも、本当にお世話になった。

そもそも、僕がこんなことやあんなことをしてるのは、現在プレイスメディア勤務の、当時ラ系院生のシモダ氏ほかが「ランドスケープデザイン学生ワークショップ」のチューターとして声をかけてくれたのが最初のきっかけであった。その集まりを通じて、その後「Landscape Network 901*」と称して集まる連中と知りあったわけなのだったが、そのメンバーのなかに山内彩子さんがいて、山内さんは大川信行さんとご夫婦で「伝説の同人誌:エディフィカーレ」の中の人だったのであり、そのリンクで五十嵐太郎隊長とお会いし、五十嵐さんの口利きがきっかけになって、901*の持ちネタは最初に10+1の特集記事になり、やがて話が大きくなって、INAX出版から「ランドスケープ批評宣言」という本になって出ることになった。『10+1』(テン・プラス・ワン)に引きずり込まれた、じゃなくて育てられたみたいなものだ。

それだけに、休刊するという話が聞こえてきたときは残念だった。とてもいい媒体で、他にはないメンツと雰囲気があって、実験的なことやばかな思いつきや、せっかくなので活字で残したいものや、そういうのを拾ってくれるメディアだし、僕のようなB級が端っこに引っかかることもあれば、一流の脳の滋養も毎回満載で、定期刊行物にも関わらず「全集」を揃えるみたいに(完全に全部ではないが)毎号買っていた。

検索に引っかかるように再度書いておこう。『10+1』(テン・プラス・ワン)はよい媒体だったのだ。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://fieldsmith.net/mt/mt-tb.cgi/726

コメント

とりあえず、休刊なんだから・・・

>よい媒体『だった』のだ。

の過去形はだめよん。

で、『工場萌え』ツアーの報告プレゼンはいつ(?)
もちろん、授業として・・・

いい媒体でしたよ(過去形)。涙。

工場ツアーの半回転ひねり応用編は、雑誌の対談でやります。授業でなく。。。

いやでも、授業には全力を尽くします。これまでと同様。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)