2007年3月30日

Kids Flu

・10+1、46号発売。
I10+1 No.46 特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits —極地建築を考える

これに連載中の、『日本の民家再訪』が、今回「甲州街道編」で、僕が文章を担当した。

中谷礼仁・記録・2004-,Nakatani's Blography
いくつか先生には、過分なお褒めをいただいた。
しかも発売日には、わざわざ僕のケータイに電話下さって、褒めて頂いた。
(誉め殺し作戦かもしれん)

『日本の民家再訪』は、次回の「四国編」あたりから、かなりコアな地層へと分け入ってゆくことが予感されている。今後にもご注目下さい。

・雑誌「東京人」から、都内の庭園の紹介記事の執筆打診。
 →丁重にお断りして、適任だと思われる知り合いの大学の先生をご紹介差し上げる。

・その電話切った途端、メールで10+1の次の号への協力と、その他の企画の打診。
 →うう、この編集部からのお話はお断りできないことになっているため、取り急ぎ、お手伝いする旨返信し、同時に「その手の仲間」に誘いを送る。みんな、眩暈がするほど忙しいくせに、ポジティブな返事をくれる。メールのひとつに、地図メカの名言が。いわく「参加しないと後悔しそうではあります。…参加したら後悔しそうでもあります。」
 
・と、翌日、べつな出版社から電話。ぐわ。ドキドキしながら出る。
 →今度出版される、宮本佳明さんの本のなかで、僕が発見した(?)物件があるため、クレジットとして名前を掲載してもよいか、という打診であった。「おー!(安堵の奇声)どうぞどうぞどうぞ」。


先週、子供らが相次いで発熱した。

幼児の発熱は時と場所を選ばないので、いや、オトナだってタイミングで風邪引くわけじゃないが、幼児は身体の生物的規模が小さいため、変化が突発的で急激なのだ。なんか不調だな、と思う間に、いきなり爆発的に発熱したりする。

祝日だったため、最寄りの小児科の休日診療を探し、市域を越境して三鷹市の医師会館へ長男を連れて行き、杏林大から来ている当番のドクターに診てもらう。インフルエンザ、タイプBであった。
予防接種したんだぞ。ちゃんと相手を見分けろBウィルス。

タミフルを処方された。
ドクターいわく「副作用が問題になったりしていますが、それでも、タミフルで速く治すことで避けられる危険のほうが大きいと思います(きっぱり)。」
しかし、処方箋を持っていった薬局でも「飲ませたあとは、しばらく目を離さないでください」と言われた。。。
翌日、僕は家にいなかったため、直接は目撃しなかったが、妻によると、服用後「やっぱりちょっとハイになったような気がする」そうだ。庭のデッキから飛び降りたり、畳んである布団に突進したり(普段からやってるけどな)。

GEO-AIR

Untitled Document

おおおお。「空中地形」だ。

「描き方」が冴えてるんだよなあ。ジェレミーウッドさん。

(でも、離着陸時にはGPSの電源切ったほうがいいらしいぞ。みんな。)

2007年3月28日

急募!シェアオフィスの入居者

調布駅至近のシェアオフィス入居者募集のご案内(約一坪半3万円〜)

office605_plan02.jpg

今の事務室は私も含めて4つの事務所で共有していたのですが、都合によりそのうちの2つが5月末をもって退去することとなりました。

つきましては、新たに入居する事務所を募集しています。現状は建築設計者ばかりですが、建築関係に限らず各種デザイナー、クリエーター、コンサルタント、弁護士、会計士、NPO等々幅広いジャンルの方をお待ちしています。

興味がございましたら office605@tsk-associates.com までご連絡下さい。


■事務室概要

 住所  :東京都調布市布田1−45−6−605
 アクセス:京王線調布駅東口徒歩約30秒

 面積  :事務室全体で約48m2

      今回募集するのは、次の専用部分(unitB・C)と共用部分です。
      専用部分:unitB・Cともに 1.9m×2.7m
           (面積の多少の増減に関してはご相談に応じます)
      共有部分:約3m×4.3mの打合せスペース、キッチン、トイレ、
           納戸等 unitA・B・C・D以外の範囲
           (HPの平面図ご参照下さい)

 賃料  :入居時費用約95,000円(税込)
      毎月家賃28,600円(税込・光熱費別途)
       * 保証は出来ませんが、入居時費用の内敷金相当額
       (50,000円程度)は退去時に返金される可能性が
        高いと考えられます。

 設備  :ミニキッチン、冷蔵庫、コーヒーメーカー、トイレ、エアコン

 喫煙  :バルコニーでのみ可

 共同使用者:沖崎建築設計事務所
        http://homepage3.nifty.com/okiz/
       TSKアソシエイツ
        http://www.tsk-associates.com

*上記金額は全て1unit分の金額です。B・C両unitをまとめて借りる場合
金額は2倍になります。


詳細はホームページhttp://tsk-associates.com/office605.htmをご覧下さい。

地元だから言うわけでもないが、調布はけっこう便利である。新宿から京王線で、特急なら「明大前」の次だし、多摩センター方面と八王子方面への分岐点だし、高速道路の調布インターが駅のすぐ近くなので、自動車交通的にも有利。

じつは、上記の「5月を持って退去」する2つの事務所のうちのひとつが、僕の妻のガーデンデザイン事務所(一人だけど)なのだった。自宅新築に伴って、僕の妻がこれまで借りていたスペースを5月一杯で引き払うことにし、加えて、たまたま、時期を同じくしてもう一人退去者が出ることになったのだ。

妻の仕事場が自宅でなく駅前にある、というのは、僕にとってもけっこう便利で、たまに休日に仕事したりしていた。妻にとっても、建築家と事務所を共有しているというのは、何かと刺激を受けたり、個人住宅の庭の設計の仕事を回してもらったりと、とても良い環境だった。残念なのだが、やむを得ず。

そういうわけで、オフィスメイトを大募集。

2007年3月26日

屈折した片思いとしての団地愛

先日のスリバチ学会は、もちろんフィールドも面白かったのだが、いったん路上で解散してから、残った連中でAXISのカフェに入って、団地妻(小林さんの奥様)も飛び入りお迎えして2時間つぶした、「そのあとの雑談の時間」が非常に興味深かった。その席上で教えてもらったこの本:

僕たちの大好きな団地—あのころ、団地はピカピカに新しかった!

小林さんも編集協力された、「団地愛」なムック。早速購入した。
予想していたよりもずっと手堅くまとめた、資料性もある、よい本であった。「日本における集合住宅の歴史」をざっと知るにもいい入門書だと思う。これからマンションの購入を考えている人にもおすすめ。少し視野を広げたり、マンションの広告にあたりまえに記されているプランの「由来」について考えてみたりするきっかけになるのではないかと。

小林さんいわく、こういう「団地愛」が本になって出る、というのは、少なくとも出版社がそういうテイストというか、ノリに対してポジティブな評価を下した(一定の数のマーケットがあると踏んだ)わけである。時期をほぼ同じくして、「整理公団」の大山総裁らによる「工場萌え本」も出た。これら、団地や工場ばかりでなく、ダムその他、これまで「悪者」「嫌われ者」扱いされてきた施設群に照明があたりつつあるように思う。最近まではこうした施設のファンの「偏愛ぶりを笑う」という受け方がされていたが、ここ近年はその対象物への「愛」自体が共感を呼びつつある(と小林さんは実感されている)。これは、より広い意識や価値観の変化への端緒なのではないか、と。

なるほど。「風景観の変容」自体は、「ポスト工業時代の風景」とか「インダストリアル・バナキュラー」とか「3次自然」とか、景観工学や都市計画やランドスケープの分野でこれまでも議論されてきたサブジェクトではあるが、小林さんらの主張や実践は、それがより具体的で切実であるだけ、議論もイメージもきわめてビビッドである。

ここで、思うことは2つあって、ひとつは「団地的なもの」がどのようにダムや工場のそれと通じているのかということと、もうひとつは、「団地的なもの」がメジャーにポピュラーになってゆくことが、団地愛系の鑑賞者にとってほんとに嬉しいことなのか、ということだ。

団地本にも顕著なのだが、「団地愛」系が注目する物件や建物は、1970年代とそれ以前の物件にほぼ限られているのが特徴的である。各時代の集合住宅を時系列に一望できる資料、たとえば集合住宅博物館あたりを見てみると、その理由が何となくわかる。1980年ごろを境に、建設される集合住宅の「様子」がびっくりするくらい一変している。

端的にいうと、80年代以降、集合住宅は「デザイン」されはじめた。いや、それ以前の物件に「デザイン」が不在だったわけではないが、その用いられ方がずいぶん違う。おそらく、80年代以降、集合住宅が「商品」になっからだ。すごく乱暴に括るなら、それ以前、住宅は「売れよう」とする必要なんかなく、ともかくもある量を供給することがミッションだったのであり、デザインはそのミッションを追うように、その「質」を向上させることに動員されていた(いわゆるモダニズムの『趣旨』はまさにそういうことであるわけで)。団地は「インフラ」だったのだ。

それ以降の「デザイン」を「商品としての付加価値」とか言うといささか語弊があるが、団地的インフラの需要がいったん収束し、集合住宅が「あえて売る」ものになった以上、供給側にとっての「デザイン」はあくまでも「投資」の一部でしかない。一旦そうなっちゃったらもう、後には戻れない。我々はもう、「団地」を建設することはできない。かつての団地のような様子の集合住宅をデザインすることは可能だが、それはあくまで「団地風マンション」である。デザイナーズ物件の流行以降、現代の団地風とも言いうるような、クールなモダン集合住宅が多く売られたが、それは結局、他の選択肢もあったうえで選ばれた「意匠」であり、商品としての「近代的な様子」なのだ。建築家やデザイナーがどんな能書きを垂れようと、それは、見方によってはあからさまな装飾的な記号に溢れた建物よりもずっと巧妙な「媚び」である。団地愛系鑑賞者は、そういう「商品としてのデザイン」にきわめて敏感であって、だから80年代以降の物件にはまったく見向きもしない(大山さんが東雲の住宅をああいう方法で撮影することは考えにくい。それなりに端正な美しい写真になるだろうが)。

インフラ団地が有しているのは、先方が「必ずしもその様子によって愛されようとしていない」という、一種の「素っ気なさ」である。それが、工場や鉄塔やダムやガスタンクにも通じる、「媚びのない佇まい」なのだろう。おそらくこれがキモである。団地愛系鑑賞者は、「団地的なもの」を「風景」として見ている。つまり、「団地愛」はあくまでも「片思い」だということだ。

だとすると、団地的なものを愛でるメンタリティがポピュラーになってゆく、というのは、硬派な団地愛系にとっては、実はなかなか微妙な事態なんじゃないだろうか。なぜなら、ポピュラリティを得た「愛圧」に晒されていると、愛される側がいつまでもそれに無自覚ではいられなくなってくるだろうからだ。

タワークレーンにキリンのペインティングがされたり、工事現場の仮囲いが緑化されたり、橋梁の桁に色が塗られたり、ダムが擬石仕上げになったり、ドコモの鉄塔が擬木化したりと、近年、インフラの「景観配慮型」の「媚び」が甚だしいが、これも無自覚からの目覚めではあれ、それは「団地愛圧」によるものではなくて、小林さんの言う「悪者」「嫌われ者」視に対するリアクションである。
これはこれで団地風景的には大きなダメージではある。マンホール・コレクターの飯田さんなんか、「化粧蓋は敵だ」と言っていた。

でも、団地的存在が団地的風景への熱いまなざしを自覚しちゃうと、化粧蓋的な「嫌われ者からの反省のラブコール」よりも、ずっと深刻なことになってしまうような気がする。件の「団地本」はよく踏み留まっているが、団地的風景はつねに、特にここ最近、昭和三十年代・三丁目の夕陽的ノスタルジーに乗っ取られる危険を孕んでいる。ことに、ポピュラリティを獲得してメディアを通ったりすると、この手の趣味はしばしばそういう安易な物語に還元・回収されてしまう。

団地が団地愛風景的に存続する唯一のありかたは、「無自覚に現役でい続ける」ことであって、それ以外にはない。「三十年代風団地のテーマパーク」なんて、団地愛系がもっともキライなものじゃないだろうか(小林さんのリフォームも、大山さんの撮影も、そういう安直な物語を排除するような方法で実践されている)。無自覚に現役で居続ける物件はそのうちに全部建て替えられちゃうだろうが、テーマパーク化を拒否する限り、それは硬派な団地愛的には仕方ないことである。そしてその跡地には「デザインされたもの」が建ってしまうわけだ。

むろん、無自覚な存在が有する美は、様々なものに見出すことができるだろうけれども、そうやって「片思いを維持する」っていうのは、ちょっとした苦行である。それも楽しみのひとつだったりもするけどな。

とまあ、単なるマニア本ではなく、「風景はデザインしうるか」という古くて新しい問いをふたたび喚起する本でもあって、ラ系の若手諸君はぜひ、手元に一冊どうぞ。なんだったら工場本とセットで。

工場萌え
大山 顕 石井 哲

448780163X
東京書籍 2007-03

(↑こっちはまだ買ってないけど)

2007年3月20日

赤坂スリバチ、溜池水系

土曜日は天気も良く、久しぶりに参加したスリバチ学会フィールドワークは、南青山から赤坂、六本木の「クラシック・スリバチ」の上モノをいくつか再見したり、まさに「消滅」が進行中のスリバチ現場を目撃したり、参加者の興味もいよいよ多様化し、会長・ミナガワの体内コンパスも健在で、ecuaさんにはふたたびウチの(いよいよ制御不能になりつつある)プチ調査員どもが何かとお世話になったりもし、気付いたら10kmくらいあっさり歩いてしまっていた、いつもながら濃くもユルい街歩きでありました。

ネンドマツ星人との戦いで不参加だった各方面の東京防衛軍のみなさま、次回は都区内国分寺崖線の心臓部・田園調布界隈になるようなので、ぜひお運びください。

「団地ファン」にはよく知られている事実なのだろうが、スリバチの錯綜する青山六本木麻布界隈は、旧・山の手と旧・下町がウェブ状に入り組んでいて、華やかな商業地区の表通りを逸れて角を曲がると、いきなりレトロな集合住宅が出現したりする。見つけるのはおもに、最近はすっかり常連になっている、現役団地住民・小林さんである。小林さんは集団の誰よりも早くそういう物件を察知して、デジカメを構えていきなり駆けだしてゆく。ほとんど猟犬みたいな人材なのだった。

マンホールの下の下水の音を聞く、調査員1号。


ウエキバチ・ハウス。毎朝、これにぜんぶ水やりしているのだろうかと思うと眩暈が。


スリバチ。


「あー、スリバチが消えてゆく」と会長が思わず声を上げた、スリバチ消滅の瞬間。
再開発されるとき、既存の町並みが取り壊され、さらに巨大な施設が建設される直前のその刹那、スリバチは「原地形」をあらわにする。


現存植生調査を行う調査員2号。


路上で拾った「ミニット・コンフルーエンス」。


六本木近くのスリバチ・ボチ。


Gアースにマッピングした今回の軌跡。沿面距離9.39km。所要時間、昼食を挟んで6時間31分。


毎度の、kashmir3D+5mメッシュ標高データ、カシバード表示。今回のスリバチが、すべて溜池に向かう谷が枝状に青山通りと六本木通りの間に延びているものだということがよくわかる。

2007年3月19日

遠すぎた橋

3月9日。
夜、八重樫直人さん、佐竹永太郎さん、アラン・バーデンさんらとの、仙台の橋梁のコンペの打ち上げにお呼ばれる。

今回、僕は、最初のキックオフのミーティングと、途中でブレーンストーミングに一度参加したというだけの、お手伝いしたと言うもおこがましいような関わり方なのだったが、八重樫さんが何かと気を遣ってくださって、呼んで頂いたのだ。

我々のチームは、非・土木系では唯一、最終選考に残った案だった。
そして、結果は、なんとも後味の悪いものになった。僕自身が実際に最終選考会へ行ったわけじゃなく、伝え聞いたことばかりなので迂闊なことは言えないが、いったいどういう「仙台のアイデンティティーとなる」「周辺環境と調和し,デザイン的に優れた」提案が選出されたのか、は、リンク先のオフィシャル・サイトをご覧いただきたい。

仙台市 地下鉄東西線なんでもサイト(広瀬川橋りょう他設計競技)

この、「デザイン」コンペして選んだのがこれかよ、という様子もすでに充分に腹立たしい(というか力が抜ける)が、これだけ見ていても、その「選出経緯」まではさらに読み取れない。阿部さんが最後まで、阿部さんの立場が許す範囲ではあれ、抵抗し糾弾し続けて下さっていたらしいことがいささかの救いである。

有名建築家の建物の雨漏りを嬉しそうにセンセーショナルに特集してる暇と熱意があったら、こういうのをちゃんと取材して暴露記事にでもしたらどうなんだ。日経アーキ。

3月10日。
土曜日。妻の個人事業の青色申告と自分の確定申告の書類の作業に明け暮れる。

3月11日。
日曜日。雑誌「OSOTO」の取材。ライターとカメラマンのお二人に自宅まで来てもらって、写真の撮影とインタビューを受けた。

以下、忘れないうちに取り敢えずメモ。

・14日、宮城俊作氏の講演を拝聴。
・「東京から考える」と「郊外の社会学」。
・17日、久し振りのスリバチ学会参加。

2007年3月13日

モス。


屋上緑化用のコケマットのサンブル。

MT3.3にキャッチアップ

意を決して、MT3.34にアップグレード。
ああ、面倒くさい。
というか、忙しいときに限って、決する「意」が湧き上がってしまうのはなぜなんだ。

2007年3月 9日

崖っぷち

サカイさん経由。

グランドキャニオン(国立公園でなく、「対岸」の民間の観光地のようだ)に今年新設されるアトラクション。

崖の高さを体験する、床も手すりもガラスの「空中散歩道」。

Grand Canyon Skywalk

うわ。こここれは。

高いところが怖い僕なんか、この画像見てるだけで眩暈がする。
うーおそろしい。

上記、日本語のページがあるが、翻訳がぼろぼろで微笑ましい。

↓このサイトに、「メイキング」ビデオがある。
Grand Canyon West
これ見ると、崖の岩盤が直接キャンチレバーの「基礎」になってるようだ。グランドキャニオンの岸の岩にアンカーしてるわけですね。

2007年3月 8日

geogreeting

文字を入力すると、その文字のカタチの建物やら島やらが並ぶ。
http://www.geogreeting.com/

ハート型の島とか、「D」のロシアの湖とか、なかなか可愛いぞ。

「文字ハンター募集!」のページもある。
Letter Hunters' Corner

2007年3月 6日

関東学院大学建築学科 「建築展 06/07」

キッズからお知らせが回ってきたので告知します。

関東学院大学建築学科 「建築展 06/07」

3月5日(月)〜3月11日(日) 10:30〜20:30(初日18:00から、最終日18:00まで)
2006年度・関東学院大学建築学科における教育・研究活動成果の展示、ワークショップ、講演会を開催。

【講演会】手塚貴晴氏、「屋根の上」 3月8日(木)18:00〜20:00 
【料金】入場無料

■主催:関東学院大学建築学科 
■共催:関東学院大学建築学科学生会・関東学院大学燦葉会・建築部会 
■お問合せ:関東学院大学建築学科 045-786-7743


建築展のウェブサイト:
関東学院大学建築展

建築展blog:
exhib-archi-kgu

学生にとって、こういうイベントの最大の「教育的効果」は「達成感」と「異文化コミュニケーション」です。前者は業界関係者が来訪して褒めてくれた、くらいの事でそれなりに得られるが、後者は「ノングラ系(建築土木造園都市計画その他、建設に関わる土地改変の分野の専門家以外の人)((c)うなぎダイアリー)の来訪者が立ち寄って下さって、素朴で唐突な質問を投げ掛けたりしてくれないと、なかなか機会を得られない。というわけで、ノングラ系のみなさまもぜひ、お運びください。それで、そのへんの学生を捕まえて、なんでこの建物は曲がってるんですかとか、どうしてこれ赤いんですかとか、まともに質問してみてください。よろしく。

2007年3月 4日

カタバミの謎

日本橋の、あるオフィスビルの男子トイレにて。
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鉢はいちおうホンモノの陶器だが、植物はすべて造花である。

渋い色の四角い鉢にコケが植えてある様子は、少し前に流行ったミニ草もの盆栽もどきの花鉢みたいに見える。一時期、ちょっと気の利いた風のインテリア・雑貨店の棚に、こういう鉢植えが並んでいた。あのころ売られた、実生のモミジの芽がくっついたコケ玉なんか、今ではどうなってるんだろう。きっと枯れちゃっただろうな。かわいそうに。

でも、この造花アレンジメントの場合、コケの上に植えてある植物が少し変わっている。主役がチューリップなのはいいとして、いやよくないが、まあこの手の破綻は「造花セット」にはありがちだし、チューリップとかヒマワリとかバラというような記号性の強い花卉植物は造花の定番であるので、ちゃぶ台の上にレースのテーブルクロス敷いてティーセットが置いてあるみたいなコンビネーションではあれ、チューリップの登場はわからなくもない。苔が生えるような湿った土で、しかもこんな底の浅い鉢で、どうやって球根植えたんだ、というツッコミは造花的には野暮なのだ。

わからないのは、その脇に生えている(植えてある)カタバミである。コケと同様、ややもすると本物に見えるほど、精巧に作ってある。

ふつう、カタバミは観賞用に植えたりしない。属名で「オキザリス」と呼ばれることが多い、南米や南アフリカ原産の球根カタバミやその園芸種は観賞用に植えられることもあるが、この造花はどう見てもOxalis corniculata、日本全国のそのへんの道端に生えている、いわゆる「雑草」のカタバミだ。

コケから生えている、その生え方がまた、妙にリアルである。いかにも、盆栽の鉢に生えてきた雑草然としている。盆栽を育てている人ならよくご存じだろうが、庭に出している盆栽には、まさにこんなふうに雑草カタバミが生えてくる。そういう意図でこれが植えられたとしたら、いささか不要なくらいのマニアックなこだわりである。例えば、人工芝にクローバーの造花やタンポポの造花が少し混ぜてある、というようなレベルの遊び心である。

しかし、そうだとすると、今度は余計にチューリップが気になる。この無造作なホンコンフラワー的開き直りはなんだ。
主役がシュンランとかカタクリとか、もっと渋い山野草がリアルに植えてあったらそれはそれで、片隅のカタバミに思わずにやりとして、うむ、この作者とは話が合いそうだ、くらいのことは思っただろうが。腑に落ちん。と、どうでもいいことに執拗に拘る早春。

2007年3月 2日

春告2007

そうだ、春だったのだ。

春の告白 2007

春の告白とは?
誰もが感じてる、だけど特に人に伝えるわけではない、そんな春が訪れたことへの喜びや感動をささやかに
共有する場、それが春の告白プロジェクトです。
東京の平均気温は2 月初旬を境に春に向けて上昇を始めます。春の訪れほど、心躍り感動に満ちた季節の変
わり目はないのではないでしょうか。春の告白は、そんなシンプルな嬉しさを、見知らぬ人も含めてみんな
で共有するプロジェクトです。これまで自分だけで感じていた春の気配に対する想いを、こっそり告白して
ほしい、そしてそんな小さな感情を小さなまま共有したい、そんな思いから春の「告白」というプロジェク
ト名にしました。
春の告白プロジェクトは、WEB サイトを中心に展開します。春の告白をPC や携帯からメールで投稿して
いただくと、それらが投稿された順番にWEB サイトに反映していきます。告白の内容は、文章でもいいで
すし、写真を送っていただくこともできます。人それぞれいろいろな春の感じ方があると思います。どんな
小さな感情でもいいので、送ってみてください。自分自身の春に対する感情の変化を見ても面白いでしょう
し、他の参加者の春の感じ方から何かを得ることができるかもしれません。
春の告白サイトは2 月〜4 月末くらいまでオープンします。期間の最後のころには、参加者で集まって、春
を告白し合った人同士で小さなパーティを行いたいと考えています。

春告2007 実行委員会 岩嵜博論

今回は3度目で、こうなると「風物詩」の様相を帯びてくる。

これが去年のやつ。
春の告白

一昨年のやつ。
春の告白2006


追記:
何度も何度も空メール送ってるのに一向に登録されないのはなぜだ。