2007年2月20日

新築の記・補遺

書き散らかしてアップロードして読み返してみたらあまりに乱暴でブルーな文章なので、いささか追記。

・これはこれで、それなりに楽しんではいる。

・「できなかったこと」を考えるのは残念で悲しいが、でも相変わらず将来、ふたたび自宅を建設する際には建築家に依頼するつもりでもあるし。

・売り主の建設会社の売り建て物件設計担当の若い女性、Sさんは、じつにクールなプロフェッショナルであった。Sさんの職業的割り切りのお陰で、むしろ我々も気持ちよいくらい開き直って「建築条件付き」に対峙できたことを記しておきたい。

・OM氏にはお世話になった。深夜まで付き合ってもらって事務所でプランを挟んであーだこーだ、けっこう根源的なことまで議論できたのも楽しかったが、何よりもOM氏とSさんとの掛け合いが最高だった。
OM氏「こういうのは天地引き戸だと空間が繋がるんだけどなー。天地にできないの?」
Sさん「それは、ご希望であれば。」(←つまり、オプション対応で金額が加算される、という意味)
僕「・・・いらないです」

・今回の売り主の建設会社には「注文建築部」というセクション(というか、子会社の設計事務所)がある。つまり、規格標準品は設計部、自由設計は注文部、という分類が厳然としてあり、標準外のことをやりたいお客はあちらへどうぞ、というシステムである。標準設計の場合、打ち合わせ回数まで決まっていて、わずか3回しかない。中村謙太郎さんが紹介して下さったみたいなラジカルな「切り込み」は不可能であった。

・でも、壁の量や建具の数や外構の要素がかなり「標準以下」になったので、いくつかの「標準外」のドアなんかには「追加料金」がかからなかった。

・地盤調査の結果の資料を受領した。んもう、「東京の自然史」の挿し絵みたいな典型的な「武蔵野ローム!」という感じの地層であった。台地の下、ちょうど野川が流れる地盤との標高差ぶんくらいの地下に、「硬い」層がある。これが深大寺の「丘の支持地盤」なのだ。掘削が礫層に達した瞬間に硬度計の針が跳ね上がるところを見たかった。。。地層萌え。

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