2007年2月 3日

甲州街道はまだ夏なのさ

あ。
という間に1月が過ぎてしまった。

ともかくも、家族元気に無事に2007年を迎えたのち、旧正月の休暇前に片付けたいというスケジュールの中国系の仕事の山(というか巨峰)に衝突し、加えて件の自宅プロジェクトが稼働したため、いっそ失踪したいと思うほどの目まぐるしさに見舞われた。

1月が過ぎると同時に、原稿の締め切りがひとつ過ぎた。とほほ。

この、一種のリレー原稿の「胴元」であるレーニン先生は、ともかく山のように資料を積んで、必要そうな所だけ付箋つけてばーっと読んで、一気に書けばできますよ、とおっしゃったが、やはりそれはちょっと、僕の作文的能力を超えている。いや、一気に書いたほうがよい、というコツはわからないではなく、僕もたいてい、箇条書きで整理したり、ドラフトをいろいろと書き散らかしたあとで、ファイルをあらためて、白紙に向かってどっと書き直すというのをよくやる。そのほうが勢いに乗って書けるし、何かの拍子にそれまで考えてもいなかったような思いつきが文章になって出てくることもあるし、断片を切り貼りしているとしばしばやってしまう重複や語尾の不統一なども避けることができる(文章の絶対的な品質が向上するかどうかはまた全然別問題である)。

でも、これは今回学んだが、こんな贅沢な手法が自分に有効なのはせいぜい、6000字くらいまでの分量の場合である。これよりも多い文字数になると、あらためて書くこと自体に時間がかかるし、キーボードを打つ手は腱鞘炎になりそうである。僕は「長文」には向きません。今後、もしかしてご依頼くださる機会があっても、囲み記事コラム程度でよろしくお願いいたします>各編集部御中。

そういうようなわけで、この1ヶ月半ほど、カバンには、

『街道の日本史18 多摩と甲州道中』新井勝紘、松本三喜夫編、吉川弘文館、2003
『江戸・東京近郊の史的空間』地方史研究協議会編、雄山閣、2003
『歴史の道調査報告書第5集 甲州道中』東京都、1998
『甲州街道』中西慶爾、木耳社、1972
『新宿歴史博物館特別展図録 特急電車と沿線風景』新宿歴史博物館、2001
『図説 調布の歴史』調布市、2000

その他、コピー資料や地図もろもろ。肩が抜けそうだ。・・・歩く多摩郷土歴史博物館資料室か?俺は。

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コメント

おつかれさまでしたー。瀝青会の子女はおもしろいと大喜びです。次は四国、誰が書くのでしょうか。あんなすごい経験(石川さんは一日参加だけでしたけど)。しかしこのクオリティーで続けていくには、長距離的な頭の使い方たまに瞬発力という、結構高いハードルが要求されますね。今後ともよろしう。ではでは。

いやはや。酸素ボンベが必要です。アメフトの選手がベンチで吸ってるアレ。

しかし、このフィールドワーク、びっちり参加して逐次考証してたら、相当な前頭葉トレになりそうだなあ。「今後、ますますディープになってゆく」という中谷さんの「予告」がおそろしいこの頃です。

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