2007年2月20日

中国の赤い壁


営林局が採石場の跡地をペンキで「緑化」した雲南省の事例に関して、

ところで、「色彩の」センスの問題に落とし込んでいいんですか>「緑化」の図

というあさみ編集長のご指摘を受け、彩度と明度を落とした渋い緑色にしてみた。

なるほど。これなら、まだ「景観」に溶け込んでいる。

いっそ、赤くしたらどうだろう。中国っぽく。

スローガンを入れてみた。

おお。こうすればそれなりに「意図」が感じられる建設行為に見えるぞ。

イタリア文化会館もいかがでしょう。いっそのこと。

追記:あさみ新聞: 景観配慮型の基地局も参照のこと。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://fieldsmith.net/mt/mt-tb.cgi/616

コメント

あらほんと(笑

もしかして色彩のセンスの問題だったのかと、一瞬思いましたが、やはり「鉄塔を茶色にしたら風景にとけ込みます」なる言説と同様の「確かにその通りなんだけど、ホントにそうなのか?」感は残りました。これは何なんだろう。


ところで赤い方。スローガンがきちんと地形に沿っているあたりに石川さんのこだわりを感じました。イタリア文化会館!ここは一つやってみましょうか。

ほんとだ。色彩のセンスの問題だけではなさそうですね、
成り立ってます、スローガン入り赤の壁。すごーぃ。。

ところで、今日の昼、「雲南省・緑化」の件、
テレビのニュースで、報道していました。
アナウンサー(原稿)は、
「緑化しました」ではなく、
「(750万円かけて、) 緑化してしまいました。」
と、伝えていました。
「してしまった」んだ。。
私情のこもった表現で笑ってしまいまいタ。

報道によると、
地元の人の中には、そんな金が あるなら、
植林すればいいのにと言う人もいる、とのことでした。
植林とその維持費が、
750万以下なのか以上なのかは、知りません。^^。

景観の敵視されている赤い構造物には肖像画をかけるべし。>毛効果。

(「毛効果」ってなんか、養毛剤の製品名みたいだな。)

今度中国行ったら、帰ってこれなくなるぞ(笑)

そうだ、いまの俺の仕事の、最大のお客様は中国のデベだった。いかん忘れてた。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)