2006年10月29日

良い人材には常に他の誰かがすでに声をかけている

土曜日。
追浜フィールドワークの最終プレゼンテーション。

特別ゲストに、吉村靖孝氏をお招きし、各グループの発表と講評に入る前に、吉村さんの近作/現在進行形プロジェクトのスライド上映を拝見した。

いやー。堪能した。良いものを見せていただいた。雑誌の掲載や何やらで何となく見知ってはいたものの、ご本人の説明でまとめて見るのは初めてで、ことに進行中の集合住宅のプロジェクトなんか、じつにわくわくした。ポスターで告知されていたにも関わらず見逃した建築学科のお前らは、いいものを見損なったぞ。

学生たちの発表は、まあ玉石混淆ではあったものの、総じて前々回(前回は僕が休んでしまったので)からの進歩が大きくて、それだけでもう、ほぼ許す。

演習が終わって、中津さん、会田さんらと食事に行き、帰路、揺れる京急の中で吉村さんと、人事の採用の難しさについて話した。吉村さんの事務所には現在10人のスタッフが働いているそうだ。10人も人間がいたら、ちょっとした組織である。

僕の場合、勤め先での「組織上の」部下というかグループ内のスタッフは、派遣や長期バイトを入れても5人ばかりだが、これをシステマチックに動かすことがすでに手に余りつつあり(というか、仕事が人数の許容量を上回りつつあるんだけど)、これでもし、こいつらに給料を払う責任が全面的に僕にあったりしたら、2週間くらいで胃潰瘍になって入院するだろうと思われる。

景気が良くなりつつある(ような気がする)いま、早めに良い人を見つけて採用・確保しておかないと、出来るヤツがどんどん品薄になってゆくであろう、という見解で吉村さんと一致。

吉村さんの事務所では現在採用募集中であるそうなので、我はという実務経験者は応募してみてください。

ラ系の中途採用をお探しの実務経験者はこのへんに。

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コメント

はい!はいはいはい!(挙手)
そろそろ真剣に身の振り方を考えているのだ。
でもな・・・こんな辺ぴなところじゃね。飛行機通勤で片道2.5時間。だめか。ま、あまり「良い人材」でもないしな。ちぇ。

オンラインだ。ワイアードで仕事してくれ。スカイプ入れろ。

電話とFAXじゃだめ?だめか。昭和じゃあるまいしな。

電報でもいいよ。

「ミズカミ デ シヒャク ドアツカクホ ノ タメ シュウセイ マツ」

「ズメンオクッタ。コクテツチッキエキドメ。ジュリョウネガイタシ。カクニンコウ。ヒノデ ハ ヤマガタ トス。」

「ホンジツ テンキ セイロウナレドモ ナミタカシ」

「ツイシン。 アルジャーノン ノ オハカ ニ ハナヲ アゲテ クダサイ。」

「デージー デエエエイジイイイイ ・・・ ドンドン ホンダイカラ ソレテ イクウウウ」

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