・世界の中心を眺めた福沢先生
七転八倒のすえ校了した「セヴェラルネス」書評が掲載されました。
いやしかし、僕はほんとに「書評」なんぞ書く柄じゃないな。ということを再び自覚した先週であったのだが、このためにまたこの本を持ち歩いて、何度も読み返す機会を得たのは収穫だった。最初に、いかに杜撰な読み方をしていたかということもわかったし。この件、もうすこしフォローをこちらに書く予定。
木曜日。
田中浩也さんに呼んで頂いて、慶應義塾大学・湘南藤沢キャンパスで「デザイン言語」講義。
音楽ホールみたいな大教室で、スクリーンに画像を映しながら、マイクで喋る。履修学生は、少なくとも200人くらいは居たんじゃないかと思う。ほとんど全員が卓上にノートPCを広げて受講してる。SFCならでは、というか、ちょっとした光景だ。
「講義」の内容は、10+1「グラウンディング」のために仕込んだネタ(理論編)と、団地ナイト向けに作ったネタ(実践編)に、先々週の「SFCフィールドワーク」の成果を加えた、つまり、いつものとおりの「持ちネタの組み合わせ」。でも、学生さんたちの反応も(少なくとも演壇から見る限り)上々だったし、楽しんでもらえたようで、ほっと胸をなで下ろした。やれやれ。
講義の後、担当教官の田中さん、中西康人さん、(脇田さんがたまたま不在だった。残念)それと他の講義でちょうど来塾してた佐々木一晋さんも合流してくれて、なんかいかにも「そっち系」のメンツ4人で、キャンパスのカフェで一息入れて帰ってきた。
この講座は、履修者は毎回、出席票に講義の感想を書いて提出して帰るということになっている。回収した出席票の「山」を見せてもらった。なかなか好評で、しかもたまに、こっちが期待した以上に「掴んでる」子を発見したりもし、「先生業の醍醐味」の片鱗を味わった。ふっふっふ。田中さん中西さんありがとうございました。帰路、駅まで佐々木さんが車で送ってくれて、竹林コンサートのお話を伺った。うう、聴いてみたい。
以下、追加伝達。
Amazon.co.jp:カシミール3D入門—山と風景を楽しむ地図ナビゲータ: 本
追記:いや、
講義中にブログ書いててもいいんだが、せめて「過去形」で書いてくれ。