2006年2月28日

時空をバイパスする迂遠な表現としての「よろしかったですか」語

保育園へ持ってゆく「日誌」のフォルダーに、娘のものではない、別な園児の日誌が紛れ込んでいたのを妻が見つけ、保育士さん宛に「○○ちゃんの日誌が入っていました」という付箋をくっつけた。

そうしながらいわく、「『○○ちゃんの日誌が入っています』と書くと、ちょっと冷たい、ぶっきらぼうな感じがするけど、『入っていました』と過去形にすると、ちょっとソフトな表現になる。最近、お店で『○○でよろしかったですか』という言い方が多いのは、もしかしてこの『過去形効果』のためじゃないだろうか」。

なるほど。たしかに、過去形のほうがダイレクトな感じがしない。なぜだろう。

「入っています」というのは、相手と自分の間、双方の「目前」にある「事実」の指摘である。一方、「入っていましたよ」というのは、単に「過去形」なだけではなく、「入っている」という事実がこちら側によってまず確認・解釈された後に、その「私が認識したこと」を相手に伝える、という形式になっている。英文だったら主語が入れ替わるところだ。

『○○ちゃんの日誌が入っています』→あなたは○○ちゃんの日誌を入れました
『○○ちゃんの日誌が入ってました』→私は○○ちゃんの日誌が入っているのを見つけました

つまり、間違いの発生の原因が相手にあることはお互いに了解していつつも、その「明言」を避けているわけだ。

そう考えるなら、「○○でよろしかったですか」という言い回しは、響きは奇妙だが、コンセプトとしては理解できる。「よろしいですか」が、たったいまこの場に提出された注文内容について、注文主のあなた自身は了解しているか、という有責「確認」であるのに対して、「よろしかったですか」は、注文された内容の責任を、お客からいったん引き取って、引き受けてみせる、「私はあなたの注文は○○であると理解したのだが、この解釈は妥当だったか?」という設問、責任が「わたしに移った」というポーズなんじゃないだろうか。

やるじゃないか。意外にも(何がだよ)。

2006年2月26日

団地ナイト2・終了。

「団地ナイト2」無事に終了。

開場前から入り口前には列ができ、入場者は170人を記録。ロフトプラスワンの収容能力を超え、開演後は入場制限するほどの盛況ぶりだった。いや、すごかった。団地の力(というか『住宅都市整理公団が伝える団地の魅力』)を目の当たりにした一夜でした。

いつも大山総裁とコンビで出演されている長野氏が仕事のために来られなくなり、急遽、僕と小林さんのゲスト2人も最初からステージに上がることに。GPSの話なんかして、「こっちは団地見に来たんだよ。なに関係ない話してんだよ」みたいな空気を作っちゃったらどうしよう、などと密かに心配していたのだが、まあそういうこともなく、こちらも楽しく話ができた。やれやれ、ほっとした。。。大学の講義よりも緊張した。途中からちょっとハイになったので、あとで記録ビデオを見たりしたら、きっとろくでもないことを口走っているのがわかって唖然とするだろうと思われる。

大山総裁のそつのない進行も気持ちよかった。終わってから自分で言うのもなんだけど、衛星写真から75mm角のタイルまで、スケールにも幅があって、前回とはまたちょっと違った面白さがあったんじゃないかと思う。来て下さったみなさんありがとうございました。
アイヌイヌ買ってるイマイ、地図メカ、春日部さん@team2DK、安藤さん、初めてお会いしたニシモトタロウさん、中津さん、サカイさんマツモト君アオキさん、デザインスタジオ2・2005年度のキッズ。ありがとう。

しかし、入場制限したってことは、「興行的」には成功だったわけだけれども、せっかく新宿まで来ていただいたのに、入り口で「満員です」と言われて入れなかったお客様がおられた、ということだ。とても申し訳ない。またぜひ、何かの機会に。

イベントが終わったのが午後11時前。その後、NHKの撮影やら何やらあって、会場を後にしたのが12時近く。電車で帰るのをあきらめた。「デイリーポータルZ」の林雄司さん(GPS明日買います、っておっしゃってた)たちともご一緒して、軽く打ち上げ。のつもりが、2時過ぎになってしまった。なにしろ、その場にいた全員が、「取るに足らないが見過ごせない事柄」の達人なものだから、話が尽きないのだ。林さんも面白い人だった。って今さら僕が言うまでもないが。

大山さんたちが団地の写真を撮影しはじめたのは、ウェブサイトを開設する5年前くらいからだそうだ。小林さんは、団地の一室を購入してから、団地マニアは自分一人ではないはずだ、と奥様を説得するためにネットを検索して「整理公団」を見つけたのだという。そういえば、僕も、eTrexを買ってハマってから、「東京ナス化計画!」とか言い始めるまでに2年くらいの間がある。みんな、それまでは単に自分だけで悦に入っていたわけで、何か表現したり発信したりする行為はいわば「おこぼれ」なのである。もちろん「アマチュアリズムのリアリティ」とでも言うような、そこが「面白い」点でもあるわけだけれど。3人のうち、小林さんが最もそういうことに対してナイーブで、あくまでご自分の好みに没頭されているように見える。大山さんはわりと自覚的で、「他人に理解できない奇特な趣味に没頭する人の振る舞い」がネタにされて消費されることに警戒的だ。でも、イベントの際には、それを警戒しているという自分の姿勢をネタにするような、さらにメタな態度が感じられて、それもまた面白かった。したたかな人だ。まあ、この辺は折り合いの付け方だけじゃなくて、「伝わる楽しみ」も確かにあるしな。過激にリフォームした小林邸の75角タイルを拝見しにお邪魔するのを楽しみにしよう。面白い機会を下さった、大山総裁、ロフトプラスワンの横山さん、NHK熱中時間のクルーの皆さん、ありがとうございました。

2006年2月17日

Flip, Lift, Optimize

ケンタッキー州ルイヴィルのダウンタウン、現代美術館を含む再開発。

Museum Plaza::Video

うおお。すげー。
模型のビデオに「ゆらゆら浮かぶ」ダイアグラム。
CGの背景が実写の早回しになるところで鳥肌。

こういうの見ると、この人たちは、例の「日本橋の上の首都高」的なものが持っている佇まいというか、リアリティを、意識的/自覚的に作ろうとしているのかもしれないな、などと思うのだった。「建築の可能性としての土木」とかいうと10+1の記事のタイトルみたいなかんじ。

via:安藤日記

2006年2月15日

地表、および屋上。

土曜日。
整理公団の大山総裁、サポート隊のご友人お二人とともに、「団地ナイト2」の仕込みのためのフィールドワークに、練馬区へ。僕の自宅まで車で迎えに来て頂き、帰りも自宅まで送ってもらうという、東京ナス化計画史上初のビジネスクラス待遇であった。というか、自転車を運べる車を借りれば、自宅から遠く離れた場所でもGPS Drawingができるんだなあ。これはフィールドが拡がるぞ。

総裁とは、行き帰りの車の中でも、中古車販売店のプラスチックの飾りが気になるとか、住宅展示場のあの独特の「リアルなフェイク感」を醸し出している、微妙なスケールや意匠は何なんだろうとか、路上園芸にはなぜアロエが多いのかとか、そういう「論ずるに足らないが無視できない風景のリアリティ」をめぐる話題で盛り上がった。

「仕込み」も無事に終わり、非常に面白い成果が得られた。
2月25日は新宿ロフトプラスワンへ、ぜひぜひ。

日曜日。
BS2の「熱中時間」の収録のために、お昼過ぎから渋谷のNHK放送センターへ。
これはなんというか、何を書いてもネタバレになるので、3月の放映をご覧下さい。
アリtoキリギリスの石井さんに拍手。

火曜日。
夜、10+1の次号「グラウンディング」特集の、データの入校および打合せのため、四谷のメディアデザイン研究所へ。

あらためて、集まった原稿を読む。執筆をお願いした皆さんの文章も非常に面白い。これはいい記事群になったなあ。もう少し時間をかけることができたなら、とか、もっと早くから準備していれば、とか、まあ思うところはいろいろとあって、特に自分が担当した部分については忸怩たる思いはするものの、なかなかユニークな特集になったと思う。ああしかし、もっと時間のある時期に、没頭してやりたかった。いやほんと。

水曜日。
夜。
南泰裕さんらが改修(というか、ほとんど『屋上空間の新築』という感じの工事だが)の設計をした屋上に入れる植栽のお手伝いをすべく、神田の南洋堂へ。屋上でちょっと打合せし、その後、すぐ近くにある南さんの事務所へもお邪魔した。南さんもお忙しそうである。最近の仕事をすこし見せていただいた。建築のスタディ模型が散乱している事務所へ行くと、なんかこう、「最前線」を目撃したような、こうしちゃいられんぞ、というような気持ちになる。うう、こうしちゃいられんぞ。オープンデスクの学生さんが数名、机を囲んでいた。みんな、ウェブサイトを見て応募してきた、気概のある建築学生であった。やるじゃないか。

2006年2月 5日

団地ナイト・2

住宅都市整理公団プリゼンツ:
『団地ナイト・2』

ロフトプラスワンのスケジュールより:

日本を代表する団地マニア「住宅都市整理公団」がお届けする、団地スライド&トークショー。昨年行われ、超満員となった伝説の団地ファン集会第二弾!今回は今話題の「東京ナス化計画」の石川初氏と、なんと現役団地住人をゲストに迎え、前回よりもさらに微妙な楽しい内容でお届けします!
【出演】総裁&長野(住宅都市整理公団)、石川初(東京ナス化計画)、小林良(現役団地住人)、他豪華ゲストあり!?
Open18:30/Start19:30
¥1300(飲食別)

石川は、整理公団がお届けする「団地の魅力」を、主に地面からサポートします(なんだそれは)。
今回は団地ナイト2のためにわざわざ制作したものを持参する予定です。

いや、これは損はしませんよ。ほんとに。

以下のような人にはとくにお薦めです。

  • 「美しい景観を創る会」認定の「悪い景観100景」に、なんとも割り切れない思いを抱く人。
  • 表参道の坂道がなんで「丘(ヒルズ)」なんだとむかつく一方で、早く行って買い物してみたいと思う人。
  • 見慣れた街の、電柱やコンビニや自販機や住宅が続くとりとめのない風景を、ふと「写真に撮りたい」と思った瞬間がある人。
  • 団地に興味のある人、および「団地に興味のある人」なんてどのくらい居るんだろうということに興味のある人。
  • 江戸東京博物館の企画展示「東京エコシティ:新たなる水の都市へ」は、いい展示だが、キャプションの文章など、工夫すべき余地はあったはずだと感じる建築史学者、およびその日記の読者。
  • 上記の展示会で驚異の実装力を発揮した、都市の上水と下水のあいだの「湿った床」について、または「もっと楽な埋め立て地」について考えてきたsfc.keio.ac.jpおよびsoc.titech.ac.jp。
  • team 2DK。
  • 農大造園Geko組。
  • 関東学院建築学科、Design Studio-2履修者。
  • 東京スリバチ学会に参加したことのある人。
  • 地図nightに参加したことのある人。
  • グラウンディスト。
  • ヌケミチスト(ナビのさらに裏をかいて行く人)。
  • 東京アースダイバーズ&滋賀出張所。
  • 東京ピクニッククラブ。
  • 親指ポエマー。
  • 仙台のサボーな人。
  • 団地妻。
  • 北海道で柴イヌを飼ってる人。

  • 地図アフタヌーン

    土曜日午後。
    調布市北部公民館へ、公民館から「大声で呼べば聞こえるくらいの距離」在住の地図メカ元永さんとともに、我らがヒーロー今尾恵介さんの講演会「生まれる地名、消える地名」を聞きに。
    平成の大合併を引き合いに、地名の話だけで2時間ぶっ続け。話のネタがぜんぜん尽きない。2時間まるごとが氷山の一角に思える、そのリソースの膨大さに圧倒される講演会であった。久々に、こう、「脱線の凄味」も味わった。

    今尾さんのお話を伺うと、明治以降、良くも悪くも日本の地名は「フラット化」を進めてきたのだ、ということがよくわかる。今尾さんの主張、「行政府についた名称と『地名』はわけて考えるべきだ」「地名はその土地の過去と未来を接続するタグだ」には強く共感。地名は一種の先行形態だ(中谷氏)。

    来場者には地図帳を持参していた人や、今尾さんの著作を持ってきていた人たちもいて、講演後、サインをもらう列ができた。ほとんどはいかにも郷土史に興味のありそうな白髪市民っぽかったが、ちらほらと若い人もいたりして、会場は超満員。やるじゃねーか調布市民。

    「好きか嫌いかっていうことじゃないんですよね」(総裁談)

    あ。
    という間に1週間が経ってしまった。

    金曜日。
    夜、渋谷のNHK放送センターへ立ち寄った。
    今度放送されるテレビ番組の収録(記すまでもないことだが、地図/GPSネタである)のため。
    この収録はいわば「仕込み」で、2週間後に「本編」の収録がある。仕事上がりでくたくたに疲れていたし、えらく寒い中を渋谷駅からNHKまで(意外に遠いのだ。これが)重いカバンを背負って歩いたし、もうテレビ出演なんていうノリじゃなかったのだが、スタジオに着いて、でかく引き延ばした地図を前にしたとたん、いきなり心が浮き浮きして舞い上がってしまい、ハイになって喋りまくった。いや、なかなか楽しい収録だった。

    土曜日。
    朝、住宅都市整理公団の大山総裁と打合せ。
    はじめてお会いした。わざわざ、遠いところ、調布までご足労頂いた。

    「団地ナイト2」のための、これも「仕込み」の段取りのための打合せだったのだが、なんだか話が盛り上がり(というか僕が興奮してしまって)、二時間近く、調布パルコ3階のカフェでノートパソコンを開いて「伝えにくいことをどう伝えるか」という話に興じてしまった。なにしろ、総裁はものすごく「話が通じる」。きっと、同じようなものを「見ている」んだろうと思う(むろん、僕が勝手にそう思いこんでいるという可能性は否定できない)。そういう人に出会う機会というのは貴重なのである。ふっふっふ。

    ネタの「内容」のこと以外に、総裁と話して共感したのは、「メディアに載る」ということについてだった。
    伝達力のある媒体に取り上げられるのは、それはそれでとても嬉しい。思わぬ人とつながることがあるし、こちらもそれなりに準備するので、あらためて自分の思いを整理したりカタチにしたりする機会にもなる。でも、メディアにはメディアの論理がある。取材と編集の過程で、こちらの言葉はメディアの「作法」というか、「定型句」に翻訳されてしまう。

    いや、考えてみればそれは別にマスメディアに取材されるということに限ったことではなくて、自分で文章を書いたりウェブサイトを開設したって、「伝達できるカタチに押し込む」ことで取りこぼしてしまう部分というのは必ずある。自分の思いを完全に表現することなんて不可能だ。とはいえ、そうやってカタチに押し込むことで発見することもあったりするし、言語化できない(と自分で思っている)思いつきと、言語化することは、相互関係的でもある。行ったり来たりだ。冴えたインタビュアーに取材されたりすると、自分でもうまく言えていなかったことがいきなり面白い表現になって出てきたりすることもある。それは悪いことばかりではない。

    でも、テレビという媒体は、とりわけ、そういう「カタチ」というか「型」に押し込むやりかたが極端に甚だしい。テレビは基本的に、フォーマットだけでできている。複雑な(ように見える)この世界は、実は5種類くらいの常套句に分けることができ、テレビの役割は切り取ってきた複雑な情報(の一部)を、これはタイプ1です、これはタイプ3です、と分けて整理して見せてあげることであり、受け手はそうやって世界の事情を納得する。あるいはその、既に知っているタイプの「組み合わせ」の趣向を楽しむものだ。と、少なくとも送り手はそう考えている。どこまで自覚的かどうかはともかく、テレビというシステムが、そういう風にしか情報をプロセスできないような構造になっているように見える。「いや、実際は様々に割り切れない複雑なものであることはわかっていますが、それだとテレビ電波には乗らないんで」というのが、「取材」と「編集」の基本的な姿勢である。それは一度でもテレビに取材されれば誰でも実感すると思う。

    一旦、そういう目でテレビを眺めると、昨今の事件・事故の際の「担当者/責任者」の記者会見の「怒号の詰めより(それは結局、騙したってことですね!?みたいなやつ)」なんか、要するに、複雑で割り切れない事情を切り落として既知のタイプに分類することで、それぞれのタイプへの決まった「報いのフォーマット」を選んでいるようにしか見えなくなる。受け手はそんなにバカでナイーブじゃない、わかってて、あえて定型句を楽しんでるんだ、という議論もありうるが、ほんとかなあ。血液型とか四柱推命とか、複雑で個別で割り切れない事態の代表選手みたいな「人の性格や生き様」を「いくつかの型」に押し込んで把握したような気になる「思考の負荷の軽減手法」が、みんな結構好きだからな。

    でも、テレビに出ることで、逆に「ああ、これはテレビじゃ伝わりにくい部分がキモだったんだなあ」と再発見することもある(総裁も同じことを言っていた)。というか、こうして書いているこの文章も、もっと複雑で生々しい事情を乱暴に単純化して、どこかで聞いたような、言われているような常套句に押し込んでいるわけで、ええと、この文章のオチはどこへ行くのでしょう。つまり、できるだけ1次情報に近いものを目撃した方が、その「メディアじゃ伝わりにくい部分」にある味わい深いほんとの「面白さ」に触れることができることもあるのであって、要するに「団地ナイト2」を見に来てくれっていうことだ。本日の結論としては。

    2006年2月 2日

    断腸の思い

    Qooqle
    うわ。こりゃすごい。面白い。

    ためしに「団地ナイト」って入力しようとすると、「だんち」まで打ったところで、グーグルサジェストが「断腸の思い」って候補してくる。そんなにみんな「断腸の思い」をしてるのか?

    2006年2月 1日

    Galanthus nivalis

    久しぶりに雨になった夜、職場の傘立ての隅に埃を被っていた傘(持ち主不明)を拝借して帰った。自転車を諦めて、最寄り駅からタクシーで自宅まで。

    玄関の脇の地面にふと目をやると、スノードロップが芽を出していた。
    おー。こいつが咲くと、「草刈り」のサインだ。根本まで刈り込んで、庭のイネ科スゲ科たちに春を告げるのだ。毎晩、パソコンに向かってCADと格闘している間にも、庭の地面は原子時計カレンダーを無視して深大寺北町的早春へとゆっくり遷移しているのだった。霜柱もそろそろ見納めか。

    去年は秋蒔きの1年草を仕込み損ねたが、球根は植えた。ポットでワスレナグサを買ってきて、赤いチューリップ+ワスレナグサの「必殺パターン」をやろう。玄関前の花壇のエッジと寝室前のデッキも大々的に修理しないといけないし。ふっふっふ。土が呼んでるぜ。