2005年12月22日

原風景としてのカンブリア紀の浅い海

地形そのものが「時間の物体化」であるということについて。

「体験」もしくは「認知」という水準で。

そして、堆積や浸食、隆起、沈下というような、地質学的な水準で。地形は変化の「途中」である。きわめて緩慢は変化でもあり、時として地震のように目に見える急激な変化をすることもある。「埋め立て」などは、非常に高速な「地形の生成と変化」であるわけだし。

 人間は一般に平地に住んでいるので、土地が平らであるのは当然だと思っている。しかしどうもそうではないらしいのである。地球上にあるすべての平面はほぼ海面と同じ高さにできたものであり、海面の高さ以外ではできないらしい。もっとも海面と限定することはなく、湖面でもよいが、ともかく水面の高さであり、長い時間を通してみれば、土地の高さは水面の高さに近づいてくる。
 海面より低ければ、水中に物がたまってだんだん浅くなる。一方、海面より高ければけずられてだんだん低くなる。そうすると地球上には平面しかのこらなくなるはずだが、このような「平地化する自然力」より「土地の動き」(隆起・沈降)の方が早いので、山や丘陵ができるのだろう。もちろん断層や褶曲をつくる力も土地の上下に影響することはまちがいない。物がたまって海面直下にできる地形平坦面を堆積面といい、土地がけずられてできる地形平坦面を浸食面という。
 このようにしてできた平地が全体的に隆起して、そこに谷が入りはじめると段丘となる。段丘や隆起準平原のような地形上の平坦面を、一般に「地形面」といっている。(横山卓雄「地図のみかた」保育社、1978)

なるほど。

つまり、地球はそもそも「丸くなろうとする」。きっと、水面の下に浅い平たい海底がどこまでも広がるような、メリハリのない穏やかな「ツルツルの球体」が、地球の「夢」なのだ。デコボコしてるのは、地球にとってはいわば「不本意」な状態で、だから水と土を擦り合わせて「スーパーフラット(という名の球体)」へと「自己生成」するのだ。きっと。

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コメント

あー、そういうエントロピー極大の成れの果ての究極の遠浅みたいな状態って結構時々想像したり夢に見たりしますね。泳ぐのが好きだってこともあるかもしれないけど。水温28度。水深は5mから10mくらい。見渡す限りの凪ぎをずーっと泳ぐ。
実際そうなったら水深ってどれくらいになるんですかね。

Water World ですよねえ。
ぜんぶ冠水したら、きっと、結構深いだろうなあ。

ていうか、「夢に見る」んですか?

たぶん何か水棲の生物になっている模様です。ドルフィンキックだけでグイグイ進む。良く思い出してみるとたまに息継ぎで水面に上がっているので、肺呼吸のようです。でも空飛ぶ夢のほうがよく見ます。合わせ技で水中から飛び出し水面上を飛行した事もあります。この時はイカか何かだったんでしょうか。
ありえない、もしくはありうべき風景の夢は時々見ます。想像力の無駄遣いをしている気がします。

地球表面の7割が海面。平均水深3795m。平均水深x表面積が海水の体積を表すのだとすると、これが全表面を覆うとしたら水深は2600mあまりってことになるんでしょうか。球面だから多少変わって来るでしょうけど。
ちなみに残り3割の陸地の平均標高は840mだそうです。結構高いって思いましたけど、基本は山だと思えばそんなものか。

ほー。やっぱりけっこう深いですね。

「発達史地形学」を買いました。いきなり月面の地形が出ていたりして、呼吸困難です。

打ち上げは炎症をお願いします。

いつも遅いコメントで申し訳ないのだが・・・

そのような状況の前提条件として、地球が地学的に(地質学なのか地球物理学なのかよくわからんけどさ)死んでいて、プレート運動やそれに伴う造山運動などがなく、ひたすら風化と侵食の結果だとすると・・・残るは潮汐力と太陽からの熱だわな。多分。(このあたりはトーシローの妄想なので、あまり専門的な突っ込みはご容赦ください)
海面も、海面下の地形も真ッ平らなら、遮るものなく水も空気もグルグルと・・・自転と潮汐力によって、緯線にそった縞々にでもなるんかしら?木星や土星みたいに。
あと、低緯度と高緯度の間での対流と、「昼半球」と「夜半球」の間での対流か。
いっそのこと、月も挽いて輪にしちゃえ。

そして、今年もよろしく。

月挽いて輪にしたら「潮汐」は起きないんだろうなあ。なんか、すげー暴風雨ふきまくってる水の星になりそうな。「地球の長い嵐」。

今年はもしかすると身内が道南に引っ越すかもしれず、そうしたらいよいよ渡蝦夷の理由が深まるため、訪原生林しそうな予感。

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