2005年10月24日

Behave Not, Kids

土曜日は、関東学院の授業。

先週のフィールドワークの成果をまとめてプレゼンテーションする日。

僕は去年までの様子を知らないので、例年と比べてどうか、というのはわからないが、率直に言って、密かに恐れていたよりはずっと、頑張って形にした成果品が出てきた、と思った。かすかにではあれ、彼らなりの「発見」をしてきたチームもあったし。いくつかのチームはかなり基本的な部分で「外して」いたが、それは課題の趣旨の取り違えのせいだった。中津さんもご自分で言っていたけれど、対象地を「神楽坂」という思わせぶりな有名地にしちゃったのが、余計な勘違いを産む「躓き」になったようで、半分は僕らのせいではある。

しかしまあ、それはそれとして、多くの学生が、既製の決まり文句から抜け出せないのは驚くばかりだ。プレゼンテーションの口上は、「にぎわい」とか「圧迫感」とか「住民のコミュニティがどうのこうの」とか、素人のまちづくりワークショップか何かで頻発しそうな単語のオンパレードであった。こういうの、払拭するのはけっこう大変そうだ。かといって、下手に煽ると混乱しそうだし。

学生がみんな、やけに素直で「よい子」なのも気になる。うっかり「たとえばさ、こういう視点もあるだろ」などと言うと、今度はそれを真面目に受け取って、その視点で材料を集め始めたりしそうな雰囲気で、迂闊に具体的なアドバイスができない(思わずしたけど)。大人しいのは、関東学院のカラーなんだろうか。あるいは、最近の学生に共通したものなんだろうか。恐る恐る出したって、言われるときはメチャクチャに言われるんだからさ、もっと弾けてキレたのを作って来いよ。みんな。

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