2005年9月19日

ようこそ地球さん。

日曜日。

急に、どうしても車があったほうが良い状況になり、レンタカーの予約が間に合わなかったため、OM氏に電話して、OMジムニー・ターボをお借りした。

僕はこの、ハンドルが重くてサスペンションが固くて、走るとキャンバスがバタバタいう軽自動車がけっこう好きである。普通の乗用車では味わえないような、舗装の凹凸や走行速度や外気温がそのまま、手足に直に伝わってくる。単車に乗ると、路面の「摩擦感」というか、気温や湿度の変化や、それによって変化するアスファルトの「固さ」まで、全身の神経に伝わってくる、あれに似てる。

そういえば、以前、太田さんに「似合ってる」と言われたことがあったけど、僕はこういう、ちっこいオフロードにでも乗ってるような雰囲気なのかもしれない。

今週の通勤本向け在庫。

・広瀬弘忠「人はなぜ逃げおくれるのか ---災害の心理学」集英社新書、2004

「911本」に関連して。

・ブライアン・サイクス著、大野晶子訳「アダムの呪い」ソニーマガジンズ、2004

ちょっとジェンダーを巡って。基礎知識も何もないのだが、差し当たって「手がかり」として。

・稲葉振一郎「『資本』論」ちくま新書、2005

・最相葉月「あのころの未来 星新一の預言」新潮文庫、2005

この著者は、着眼点はそれなりに面白いと思うのだが、何かいまひとつズレてるというか、そこここに誤射と飛躍が感じられるのと、いささか芝居がかった文章が鼻についてしまい、「絶対音感」などはけっこうくたびれる読書だった、んだけど、題材が星新一なので看過できず、文庫版化を期に、おそるおそる買った。それにしてもいくらなんでも「預言」はないだろう。編集者の誰からもチェック入んなかったのかよ。。。

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コメント

お疲れ様でした。

「普通の乗用車では味わえないような、舗装の凹凸や走行速度や」はどうってことないのですが「外気温がそのまま」だけは耐えられず、夏の間は乗らないようにしています。先日ついうっかり益子のスターネットまで行ったときはほんとにもう駄目かと思った、人間の方が。

エアコン付いてないって知ってたよね...。

いつもながら、ありがとうございました。

あれ、両方の窓と、幌の後ろ部分を全開にして走るとけっこう涼しいですね。いや、たしかに夏はキツそうだけど。

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