ようこそ地球さん。
日曜日。
急に、どうしても車があったほうが良い状況になり、レンタカーの予約が間に合わなかったため、OM氏に電話して、OMジムニー・ターボをお借りした。
僕はこの、ハンドルが重くてサスペンションが固くて、走るとキャンバスがバタバタいう軽自動車がけっこう好きである。普通の乗用車では味わえないような、舗装の凹凸や走行速度や外気温がそのまま、手足に直に伝わってくる。単車に乗ると、路面の「摩擦感」というか、気温や湿度の変化や、それによって変化するアスファルトの「固さ」まで、全身の神経に伝わってくる、あれに似てる。
そういえば、以前、太田さんに「似合ってる」と言われたことがあったけど、僕はこういう、ちっこいオフロードにでも乗ってるような雰囲気なのかもしれない。
今週の通勤本向け在庫。
・広瀬弘忠「人はなぜ逃げおくれるのか ---災害の心理学」集英社新書、2004
「911本」に関連して。
・ブライアン・サイクス著、大野晶子訳「アダムの呪い」ソニーマガジンズ、2004
ちょっとジェンダーを巡って。基礎知識も何もないのだが、差し当たって「手がかり」として。
・稲葉振一郎「『資本』論」ちくま新書、2005
・最相葉月「あのころの未来 星新一の預言」新潮文庫、2005
この著者は、着眼点はそれなりに面白いと思うのだが、何かいまひとつズレてるというか、そこここに誤射と飛躍が感じられるのと、いささか芝居がかった文章が鼻についてしまい、「絶対音感」などはけっこうくたびれる読書だった、んだけど、題材が星新一なので看過できず、文庫版化を期に、おそるおそる買った。それにしてもいくらなんでも「預言」はないだろう。編集者の誰からもチェック入んなかったのかよ。。。
コメント
お疲れ様でした。
「普通の乗用車では味わえないような、舗装の凹凸や走行速度や」はどうってことないのですが「外気温がそのまま」だけは耐えられず、夏の間は乗らないようにしています。先日ついうっかり益子のスターネットまで行ったときはほんとにもう駄目かと思った、人間の方が。
エアコン付いてないって知ってたよね...。
Posted by OM at 2005年9月20日 11:59
いつもながら、ありがとうございました。
あれ、両方の窓と、幌の後ろ部分を全開にして走るとけっこう涼しいですね。いや、たしかに夏はキツそうだけど。
Posted by 石川初 at 2005年9月20日 12:54
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