2005年9月14日

矩計(カナバカリ)ハウス


自宅の近所に最近出現した「矩計ハウス」。


道路の拡幅に伴って、計画道路敷地にはみ出していた分を「切り取った」、RC造のマンションです。


近くで見るとけっこう過激。構造体を見せたカット模型のような。すげー。


これがまた、ちゃんと真面目にデザインされているところに好感を持ってしまいます。
もともとの二丁掛けタイルの外装より、こっちのほうがかっこいいじゃんよ。
最初からこのノリで全部作ったほうがよかったんじゃないかと思うほど。


新しく設けられたエントランス付近。


奥の駐車場側から見た、反対側の妻面はこんな様子。
たしかに、以前はこういう風貌だったような。


屋根に、補強のためらしき構造体が3本、ツノみたいに生えてます。
手前の壁が減ったからか。
既存の屋根の防水はやり直したんだろうなあ。

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コメント

すてき!
場所は大体見当つくのでこんど見に行ってみよう。

しかし計画道路の上に比較的新しそうなRCが建ってしまうなんてこと、あるんですね。
家賃収入と天秤にかけて、削ること前提で建てたのかな。ならツノは生えなそうだし、そもそもそんな計算が成り立つほど家賃高くないよなー

いっそテーブルの上に乗った急須や茶碗もろとも切って添えて上げたい。お隣の鈴木さんは…(涙)…こんなことになってしまって…

うわ、それは面白い。
今度、半分に切った食器とか古いテーブルとかを手前にころがしておいて写真撮ろう。
「切断直後の写真」。

うはーっ!テラカッコイイ!
同じよな外壁タイルで仕上ないその潔さと色使いったらカットモデルマニアの萌え心のツボをしっかり押さえてますね。
いや、切り口を赤く塗りたかったに違いない。カットモデルの肝なのだ。あるいは、クリアのエポキシ樹脂でガチガチに固めて鉄筋とコンクリートのあるべき姿をさらけ出すこてゃ出来なかったのか!
しかし、新しく外壁となった戸境壁の単窓の出来はちと誉められない。ちょっと、覚悟が足りない。もともと無かったんだから無理につける必要はないのに。

指導課、あせったろうなぁ。道路担当部署から「誰?許可出したの」とかねじ込まれたに違いない。かといって取り壊すわけにも行かず。

あー、やりてー!
カットモデル家具/食器のインスタレーション。(笑)

へ~、3本のツノは、デザインと思いました。補強だなんてまさか気づきません。。。

僕も建築の専門じゃないですが、ありゃ補強です。たぶん鉄骨です。
こっち側の壁がなくなって、床の「支え」が足りなくなったので、落ちないように「吊ってる」んじゃないかと思うんですが。

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