2005年7月 5日

人孔勝負、第二弾

マンホールは、都市の基盤と表層の間に位置している。金属の「蓋」が象徴(というか具現)しているのは、環境維持装置としての都市と、都市的外観との、それぞれの論理の「差」みたいなもので、インフラとアウトフィットの接点に生じた、いわば「齟齬」である。

というようなことを考えてしまう人孔在中国。


お馴染みの対決。(瀋陽)


土に埋没。あらかじめ、上のような「対決のパターン」を見知っていないと、一体これが何なのか、わからなかったと思う。樹木の植え穴みたいに見える。(瀋陽)


10センチくらい掘ってみたら、金属の蓋が見えてきた。(瀋陽)


水が溜まってる。凹むか?普通。マンホールだろうおまえ。(瀋陽)


普通、マンホールは基礎が厚いので、舗装よりも「沈む」ことはない(はず)。(北京)


沈んだ上に砂が溜まって「植え穴」化しつつあるもの。(天津)


穴がやけに小さい。これじゃうまく蓋がはまらないんじゃないかと。(天津)


マンホールではないが、道路脇の集水口。どういう順番で施工したんだろ。期せずして「化粧桝」になっている。(天津)


反撃するマンホール。マンホールのデザイン自体で周囲の舗装に勝負をかけているもの。(北京)


獰猛な造形。これは危ない。(北京)


こちら、「グレード」で舗装に打ち勝っている、黄金に輝くシェラトンのマンホール。(瀋陽)


高級感いっぱい。(瀋陽)

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コメント

御帰利奈才。子野間、葉字目手中国仁行木増詩多。
日本語復活?
マンホールシリーズ大好きです! 石川さんに是非見せたくて撮りました(青島にて)。「雨」の文字は雨水の通り道をさしていると現地の人はおっしゃいました。http://www.minako.gr.jp/qingdao2005/400qd26.JPG
http://www.minako.gr.jp/qingdao2005/400qd25.JPG

中国での1000年後のマンホール考古学は、学会でかなりの権力を持ちそうな勢いですねこりゃ。

>keiさん、
おお、これはかわいらしい。
パンダ柄とかあるんだろうなあ。吉林省とかに。


>レーニンさん
たしかに、マンホールの観察ってなんか、考現学というよりそのまんま考古学っぽいです。
そういや、ローマの、あの嘘つきの手に噛み付くレリーフは、本来はマンホールの「ふた」だったって話を聞いたことが。

「井」のマンホール、ホントに獰猛ですね。
私は確実にころびます。

土に埋まっていたり、フタがはまらなかったり、
いいのかそんなことで!

お帰りなさい。
井の字は、もしかしてひっくり返っているのでは?とおもったけど、ふくらみ加減が井の字が表っぽいしなぁ。

「井」のやつ、僕は周囲のモルタルに、律儀に舗装に合わせた目地が切ってあるところに、「なんとかマンホールと舗装ブロックの仲を取り持とうとするモルタルくん」の気持ちを感じてしまいました。「ま、仲良くしようよ」みたいな。

いいやつだ。モルタル。

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