狩猟採集親子の目
水曜日(勤労感謝の日)。
休日なのに(休日だからというべきか)、東京キャナル・調査研究チームの若き学生スタッフたちが調布へ集まってくれた。カワゾエくんサイトウくんクリウさんありがとう。じつに頼もしい人材群。でもクリウさんは僕をしばらく「ハセガワさん」と呼んでいた。数回目に注意を喚起しなかったらそのままずっとハセガワさんのままだったかもしれない。
そういえば、昨日、僕宛てに自宅へ届いたFAXの宛名が「鈴木初様」となっていたし、RHS-Jから送られてきた会報には「伊藤様」というレターが入っていた。・・・「イシカワ」なんてそんなに難しい名前じゃないんだからさ。
いま、明治神宮内苑の森ではシラカシのドングリが旬だ。内苑に接している原宿駅の神宮側のホームや、山手線外回りの線路敷きには、ほとんどびっしりと地面を覆うくらい、小さいドングリが落ち散らばって光っている。原宿駅というのはじつに希有なロケーションだ。
遺伝でもあるまいが、2歳の長男は木の葉や実が大好きで、こういう、ドングリが散らばっている地面を見つけたりするとたいへんである。ほとんど冬支度に入ったリスみたいな振る舞いに出る。そこで、この性質を利用して、毎朝、自転車を駆って保育園へ送り届ける道すがら、マツボックリを拾ったりコトネアスターの実を取ったりしては息子に手渡して、なぜ風媒花が地味なのかとか、こいつはこう見えてバラ科に分類されているんだというような基礎知識の注入を試みている。
植物生態学の学習に関しては、現在のところ効果ゼロ。でも、毎朝、同じ道を通いながら実や花を探していると、アオギリ、カリン、オシロイバナ、フウセンカズラ、ナンテン、ユズ、と、「収穫物」の移り変わりに季節のを感じるようになるのである。
うちの庭では草が紅葉している。葉が青みを帯びた深い緑の草ほど、赤く紅葉する傾向があるように見える。リトル・ブルーステムの赤い立ち姿が美しい。


コメント
すいません。なんだか文字化けしてしまいましたのでもう一度。
先日うちの息子は実家の庭先からムラサキシキブの実をしこたま摘んできて、いまでもビニール袋に入れて大切そうに保管しています。曰く、BB弾みたいだよぉ〜。なるほど、色艶といい、大きさといい、ムラサキ色のBB弾そのものだ。
Posted by スコッ・きのした at 2004年11月25日 23:32
おお、それだ。次はムラサキシキブだ。
ピラカンサの黄色とかもいいですね。
Posted by 石川初@採集者 at 2004年11月27日 01:55
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