2004年6月30日

「子」のつく女の子は頭がいい、とはもはや思わないけれど、

僕の家は母方も父方も祖父母の代からのクリスチャンホームである。

クリスチャンの家庭というのは、子供がうまれると、だいたいが聖書の語句にちなんだ命名をする。だから、ある程度そのへんのノリに通じていれば、名前だけで、この人の親はキリスト教関係者なんだろうな、と予測できることもある。

僕自身は洗礼も受けていないし、決して熱心に教会に通っているわけでもないのだが、子供の名前を決めるなんていう、深刻な事態に直面すると、自分で全責任を負う勇気を持てずに、聖書を引っ張り出してきてしまうのである。

長女の名前を決めるに際して、妻はわりとあっさりしていたが、僕は長男のときと同様、頭を抱え、精神的にかなりじたばたし、ひっくりかえって悩んだ。まあ、最終的には、悪くない(と自分たちでは思っている)ところに落ち着き、僕の今期の最大の肩の荷が降りたような気持ちがする今日この頃なのです。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://fieldsmith.net/mt/mt-tb.cgi/136