2003年12月18日

汐留の憂鬱

造園学会の学会誌が届く。特集は「都市再生・ランドスケープからの発想」。

汐留の景観デザインに関わったコンサルタントの土田さんという人による事例報告が載っている。

土田さんによれば、シオサイトのアーバンデザインに関して、官民にまたがった「協議会」が設置され、街のハード・ソフトをあわせたトータルなデザインに大きな役割を果たしているそうである。

いわく

「次世代型の都市づくりに求められる良質な都市空間の創造に対して、本来的なアーバンデザインが一定程度以上の責任と義務を果たす必要がある」。

「次世代型の都市づくり」って何だよ、という疑問はあれ、街全体を「デザイン」する視点をもった役割を果たす存在が必要だという話はわかる。そして、協議会は、
「協議会の思いを具現化するコミュニティデザインの出発点としてライフスタイルデザインを検討するため、キャラクターとしてShiodome君を登場させ、舞台となる都市空間イメージを概念的なコンセプトにまとめることにした。さらに、自らの街づくり活動の拠り所となる街を「汐留シオサイト」と命名し、ロゴマークを作成することで、精神的な拠り所ともした」。

本気ですか?

おそらく、大真面目だろう。汐留の公共空間の、痛いくらい格好悪い原因の一端を見たような気がする。

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