2003年11月12日

2日ぶりに秋晴れて気持ちの良い午後に仕事は山積み

土曜日、妻は仕事に出かけ、僕はコドモを背負って愛用の錆び錆びママチャリでGPS DRAWINGに出かけた。首尾良くやりとげた(しかし予想よりもはるかに時間はかかった)のち、ログをパソコンにコピーして結果を数字で見たら、全行程45キロだった。平坦な土地だからできるハナシだ。でこぼこの都心(東京の都心は、北多摩や武蔵野よりもはるかに起伏のある地形をしている)ではできないぞ。

形を描くことが目的なので、当然ながら普段は通らないところや、通ったことのない道を走ることになる。千川用水沿いなんか、なかなかいいところだということを発見したり、井形慶子さんの誇る「英国風」の住宅を発見したりした。

この住宅はしかし、じつに醜悪でおぞましい代物なのだが、我ながら意外だったのは、「いかにもハウジングメーカーが建てたような様子の家の表面に無理矢理『重厚』で『味のある』を狙ったフェイクな材料が貼り付けてある、という家が杉並区の住宅地に建っている」という風景に、「嫌悪感」は感じこそすれ、あまり(というか、もはや)「違和感」を感じなかったことだ。

見回せば、特にここ最近、同じ発想と手法で作られている建て売りの住宅が非常に多い。井形慶子さんのプロテストが「安価な住宅でも、それらしい素材で覆えばイギリスの住宅になる」ということであり、そういう住宅が「フツウ」の風景になる、ということが日本の住宅事情に望むことだったとすると、それはかなえられつつあるわけです。よかったね。

サイクリングを終えて、コドモを実家に預け、夕方から、お誘いいただいた景観デザイン研究会主催の展示会「土木/景観デザイン展」のトークセッション(会場の片隅に座って展示会について勝手なことをしゃべるという実に虫のいい企画)に五反田まで出かけた。「土木のデザイン」については、んもうまたこれが山のように考えたことがあるのですが、ハナシがとても長くなるので、後日。

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