アルミ・ブック
買ってしまった。
第一に、僕がチェックを入れていたモデルが大幅に値下がりした。
第二に、ちょっと臨時収入があった。
第三に、かれこれ4年も酷使している我が家のメインマシンが故障した。機械的な故障ではなかったのだが、データを全部バックアップして、ハードディスクを初期化する羽目になった。
と、実に説得力のある言い訳が揃ったので、これを機に新しいノートパソコンを買ったのだ。購入したのはApple PoweBook G4 12インチ、SuperDrive(DVDを焼けるやつ)。USキーボードが欲しかったので、Appleの直販のオンラインストアで注文した。待つこと数日、先週の金曜日に配達されてきた。いや小さい。軽い。それと、やっぱり、使っていて気持ちいいくらい速い。
http://www.apple.co.jp/powerbook/index12.html
これまでの我が家のメインマシンはPowerBook G3 98年モデル、通称「Wall Street」というやつで、OSはずっと8.6だった。周辺機器は全部SCSI。旧式のマシン(といってもたかだか4年。パソコンの変化は激しすぎる)を快適に使い続けるコツのひとつはOSを下手にアップデートしないことだ。でも、USBもFireWireも使えない。最近、デジカメとか、ビデオカメラとか、我が家のパソコン以外のデジタル系家電が次々に世代交代し、パソコンが追いついてこない状況だったので、ここらでひとつ、パソコンが「追い越す」のはいいことだ。やっぱりパソコンには周辺機器の上に君臨していてほしい。
触感がなかなかいい。梨地のアルミの触り心地、その微妙に引っかかる滑り具合が指に気持ちいい。キータッチもしっかりとしていて、頼りがいがある。驚いたことに、指がUSキーボードを憶えていた。@マークとか「 ”」とか、英数・かなの切り替えとか、操作が非常に快適だ。すっかりJISキーボードに慣れちゃったかと思っていたが、実はそんなことはなく、日本国内仕様のMacがJISキーボードになって以来、いかにストレスフルな入力操作を我慢していたかということをあらためて思い知った。キーボードはUSに限る。
しかし熱い。15分も使っていると、特に左半分がじわーっと熱くなってくる。膝の上で作業していると、そのうち焦げるんじゃないかと思うくらい熱くなる。あと、蓋を閉じたときのラッチが凝っていて、完全に閉じる瞬間にフックが出てくる。こだわりは買うけど、いかにも最初に壊れそうな頼りない感じがする。
このモデルはもうOS9では起動しない。そういうわけで、ようやくOS Xを使い始めたのだが、これはちょっとした体験だ。もう十数年も昔、SE/30(メモリは8MBだった)に初めてOS 7.0をインストールしたときのことを思い出した。
我が家のインターネットはケーブルの常時接続で、これにBuffalo Air Stationという無線ルータをくっつけて、2台のパソコンをネットに繋げている。これまで、IBM ThinkPadには無線LANカードを差してワイヤレスで、PoweBookはイーサネットのケーブルをくっつけて「ワイヤード」で使っていた。今度のPowerBookも無線ネットワーク機能があるのだが、Air StationにAirMacが接続できるのかどうか自信がなかった(というか知らなかった)ので、今回は注文しなかった。そうしたら、Air Stationのウェブサイトに「AirMacの設定方法」というページがあるのを見つけた。つまり使える。もっとよく調べてから注文すればよかった。
そこで、今日、新宿のソフマップに寄って、AirMac Extreamカードだけ買ってきて、早速取り付けた。ネットワークには、何の苦労も障害もなく、あっさり繋がってしまった。
これは快適。家中どこへ持っていってもオンライン。庭に出てベンチに座ってもオンライン。
これで、トイレの中とか、押入とか、「親が真剣な顔をして触っている機械にすべからくハイハイ全速で突進してくる長男」の攻撃の手の届かない場所に隠れて、ゆっくりとインターネットが楽しめるというわけだ。とほほ。


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