2003年3月16日

Sweet Sunday

駆け込み乗車みたいに割り込んできた緊急の仕事に追われている。僕は(見かけによらず?)小心者で、こういうとき、ちょっとした興奮状態になってしまい、帰宅して就寝してもなかなか眠れず、朝は早く目が覚めてしまう。常日頃からこういう状態だったらさぞ、仕事の能率は向上するんだろうけれども、たぶん体が保たないだろう。なんか寿命の針を早く回しているみたいな気持ちがする。

でも、この週末は久し振りに何もせずに過ごした。特に土曜日はほとんど家から出ずに、部屋で子供と一緒に床をごろごろしていた。肉体的にはともかくも、精神的にはずいぶん回復した。日曜日は、昼過ぎから散歩に出て、たまたま自宅から徒歩距離にある計画地を見にでかけた(←結局仕事をしている)。

子供を乳母車に乗せ、親子3人で散歩がてら、休日で賑わう深大寺を通り抜けて、これもたまたま近くへ別な用事で来ていたSさんと待ち合わせて、計画地周辺をうろついた。

Sさんはここ1年ほど、僕の仕事を手伝ってくれている有能な女性スタッフである。どちらかというと小柄で、動きに無駄がなく、てきぱきと要領がよくて、実に頼りになる。それでつい、資料の整理やファイルの管理を任せることが多くなって、最近はSさんが休んだりすると、必要な書類が咄嗟に出てこなくて(どこにあるかわかんなくて)慌てる、という有様になってしまった。頼りすぎ。

加えてSさんは、他の学生アルバイトや若いスタッフのなかでは、比較的、僕と世代が近いためもあって、10代の多感な時期に聴いた音楽とか、読んだ漫画とか、観た映画なんかの話がよく合う。ただし、彼女は仕事と仕事以外の生活との区別をきっぱりと分けて割り切っているため、早く帰る日にはどう哀願してもあっさり帰ってしまう。アメリカ人みたいなのである。

午後遅くから雨が降り始めたため、調布駅の近くの、表通りから割と引っ込んだ喫茶店に待避したら、「ケーキ食べ放題の日」というやつをやっていた。僕らは一も二もなく食べ放題パッケージを注文し、プレートを持ってサラダ・バーに向かうみたいに様々な種類のケーキを取ってきては着席して食い、「ケーキ腹」になって帰った。妻は夜になってからお腹の調子を崩した。本日の結論は、「ケーキはおやつとかデザートとして嗜むものであって、それ自体で満腹するように食うものではない」という凡庸なものでした。

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